はじめに

皆さん、こんにちは。
スキンケアカウンセラーの松原好克です。

 

「専用リムーバーが必要」と謳われている目元メイク(マスカラなど)や口紅を使用している場合は、顔全体のクレンジングの前に落とすことが望ましいとされています。


先に申し上げましたように、目周りの皮膚は薄いため刺激が伝わりやすく、クレンジングによるトラブルが起きやすい部位です。

 

加えて、目元のポイントメイクは落ちにくいものが多いため、細心の注意を払う必要があります。

 

目元のポイントメイク 基本の落とし方
メイク落とし用のコットンに、専用リムーバーを含ませる。

 

目元・唇に乗せてしっかりとフィットさせ約1分間放置し、十分メイクと馴染ませます。

 

コットンをゆっくり剥がします。

 

出典:一般社団法人 日本スキンケア協会 公式テキスト「しっかり学べるスキンケア教本」P119

 

ポイントメイクのクレンジングポイント
専用リムーバーはたっぷりと

専用リムーバーは、コットンの裏まで染み出るくらいたっぷりと含ませましょう。

目に入らないように注意

肌に乗せる前にしっかり目を閉じて、目の中にリムーバーが入らないようにしましょう。

コットンを取る時は擦らない

コットンを取る時は擦らず、拭うようにして剥がしましょう。

多少メイクが残っていても気にしない

コットンを剥がした後に多少メイクが残っていても、リムーバーと馴染んでいれば、次の顔全体のクレンジング工程で落ちるため問題ありません。

軽いメイクならオリブ油を

専用リムーバーが必要ないアイメイクや口紅は、薬局に売っているオリブ油を使うと良いでしょう。

顔全体の正しいクレンジング方法

クレンジング料の選定も大切ですが、一番重要なのがクレンジング方法です。
ここでは、顔全体のクレンジングの正しい進め方を解説します。

適量のクレンジング料を手に取る。

 

最初に、皮膚の丈夫な額にクレンジング料を乗せて、指腹を使って優しくメイクと馴染ませていきます。

 

同じく、皮膚の丈夫な鼻にクレンジング料を乗せて、指腹を使って優しくメイクと馴染ませていきます。

 

フェイスラインにクレンジング料を乗せて、手の平を使って優しくメイクと馴染ませていきます。

 

口元から頬にクレンジング料を乗せて、指腹を使って優しくメイクと馴染ませていきます。

 

最後に、最も皮膚が弱い目周りにクレンジング料を乗せます。

目元のポイントメイクのクレンジングである程度落ちているので、ここではクレンジング料を乗せて優しく押さえる程度で大丈夫です。

 

 

ぬるま湯で十分洗い流して、メイクオフのクリアな肌に!

 

肌への負担を抑えるクレンジングポイント
クレンジング料は多めに

クレンジング料は、製品の説明に記載されている量より気持ち多めに使いましょう。

クレンジング時間は1分以内に

クレンジング料を肌に乗せてからすすぎまでの時間は、1分以内を目安にしましょう。

指加減は優しく

クレンジング時の指加減は、マシュマロが凹むか凹まないかくらいの力がベストです。

決してゴシゴシ擦らないようにしましょう。

すすぎのお湯の温度は人体温

洗い流す際のお湯の温度は、人体温程度(36℃~37℃)が最適でしょう。

 

おわりに

ポイントメイクとお顔全体のクレンジングのやり方についてお伝えしました。

これらのポイントを守り、お肌に負担の少ないやり方でメイクをオフしましょう。

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