資産を増やす「積立投資」の始め方!1000万円を早く貯めるドル・コスト平均法とは

執筆者: 荒川雄一 職業:国際フィナンシャルコンサルタント
「積立投資」の賢い利用法

こんにちは、国際フィナンシャルコンサルタントの荒川雄一です。

さて、前回「複利の効果」について、解説をしましたが、残念ながら今のような「低金利の時代」には、複利でもなかなか資産を増やしていくことはできません。

それは「積立預金」をしているだけでは、元本以外を積み上げることが、ほとんど出来ないからです。


そこで今回は、1000万円を貯める時間をより短縮したい人の為に、「積立投資」について考えてみましょう。

 

「積立投資」とは?
毎月一定額を投資する方法

これは、毎月一定額を積み立てるという意味では「積立預金」と同じですが、積み立てるお金を元本保証ではなく、投資信託のようなリスク商品へ「投資」を行う方法です。

 

比較的低リスク

投資と聞いただけで「怖い」と思う人もいるかもしれませんが、この「積立投資」は、投資の初心者の人でも、比較的、リスクを抑えながら行える投資法の一つといえます。


事実、私の周りの様々な投資を行っている人たちの多くは、この「積立投資」において、私の知る限り、9割以上の人が「利益」を上げることに成功しています。

 

まとまった「お金」は不要!

まとまったお金がなくても、すぐに開始することができる投資法ですので、是非その仕組みを知ってもらいたいと思います。

知っておきたい「ドルコスト平均法」

まず、「積立投資」で用いられる投資方法のことを、一般的に「ドルコスト平均法」と呼んでいます。

 

「一定額」で、「同じ投資商品」を購入し続ける方法

この投資方法は、例えば「毎月1万円」といったように一定額を決めて、同じ投資商品を購入し続ける投資方法です。


当然ですが、投資ですので、その投資商品の価格は変動します。

しかし、投資金額は毎月一定額のため、その商品の価格変動によって購入できる「口数(ユニット数という)」が毎月変化します。

例)毎月1万円を投資する場合
  • 単価が1,000円なら

10,000円÷1,000円で、10口購入可能。

 

  • 2,000円なら

10,000円÷2,000円で、5口購入可能。

 

購入単価を平準化することができる

このように、高値の時は購入口数(ユニット数)が少なく、安値の時には購入できる口数が多くなりますので、ある程度中長期に渡って続けると、結果として購入単価を平準化することができる投資法と言われています。

おわりに

まとまったお金がなくても、いますぐ始められるのが「積立投資」の最大の利点といえます。


ただ、始めるにあたっては、しっかりと「ドルコスト平均法の特徴」を知ると共に、失敗しないための「勝率を高めるポイント」を理解しておく必要があります。


次回は、相場変動があった時に、ドルコスト平均法での資産の評価額がどのように変化するのか、具体的に見ていきたいと思います。

 
 コラムニスト情報
荒川雄一
性別:男性  |   職業:国際フィナンシャルコンサルタント

投資顧問会社IFA JAPAN®株式会社ほか、リンクスグループ3社の代表を務める。現在、経営コンサルタントのほか、金融機関に影響を受けない独立系ファイナンシャルアドバイザー(IFA)として、国内外の金融商品を用いた「ポートフォリオ・マネジメント・サービス(PMS)®」の評価は高い。
また教育にも力を入れており、講演回数は800回以上。その他、日本経済新聞社、各マネー誌、フジTVなど執筆、出演も多数。

■ライセンス
経済産業省登録 中小企業診断士
国土交通省登録 公認 不動産コンサルティングマスター
日本FP協会認定CFP® 他

■メディア実績(執筆、取材など)
 ・日本経済新聞 、日経ヴェリタス 
 ・納税通信、税理士新聞
 ・富裕層向け雑誌「ミリオネア」「NILE’S NILE」
 ・フジテレビ「とくダネ!」、テレビ朝日「やじうまテレビ!」など

■著書
「海外分散投資入門 ―日本が財政破たんしても生き抜くためのノウハウ―」
(Pan Rolling社)
「海外ファンドのポートフォリオ」(Pan Rolling社)
「着実に年10%儲ける海外分散投資入門」(実業之日本社)
「投資のプロが教える初心者でも失敗しないお金のふやし方」(IFAメディア出版)