この犯罪手口、日本人観光客は狙われやすい!海外旅行の防犯対策術
日本は落としたお財布も戻ってくる国ですが、海外ではそうではありません。
今回は、海外で起こりうる犯罪の手口とその防犯術についてご紹介します。
比較的メジャーなスリの手口で、ケチャップやアイスクリームなど、クリーム状の物を洋服に付けられるというものです。
まず「ケチャップが付いていますよ」と親切に話しかけられ、その人が拭いてくれます。
きれいになったら、あっという間に去っていき、気が付くと貴重品が取られています。
対策としては、まずケチャップを付ける隙を与えないことです。
写真撮影に夢中になったり、ガイドブックを見るために立ち止まったりしないことです。
そして、もし付けられても、話しかけられた瞬間に立ち去りましょう。
日本では、食事中にスマートフォンをテーブルの上に置いたままにする人もいると思いますが、海外では本当に一瞬の隙を突いて、そのスマートフォンやカメラが、テーブルから無くなってしまいます。
スマートフォンやお財布等の貴重品は、絶対にテーブルの上に置きっぱなしにしてはいけません。
中南米では「スマホ強盗」と呼ばれる強盗がおり、彼らは「スマホを出せ」と迫ってきます。
この場合、スマホを出さないと危害を加えられる危険性があるので、おとなしくスマホを差し出した方が身の為です。
もし古いスマホがあれば、それを強盗対策用に1台持って行くと良いかもしれません。
海外旅行で「命の次に大切」と言っても過言ではないパスポートは、ホテルの金庫など、安全が確保できる場所があれば、そこに保管しておいた方が良いでしょう。
海外でクレジットカードで買い物をすると、同時にパスポートの提出を求められる場合があります。
バッグからの出し入れの瞬間を見られると、それを狙われてしまうので、パスポートはコピーを持ち歩くようにしましょう。
日本人のパスポートは高値で取引されると言います。
海外では、日本人というだけで狙われやすくなります。
日本人だとバレないよう地味な恰好をしたり、帽子を被り、顔をあまり見せないようにしましょう。
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これまでヨーロッパ、中南米、カリブ海を中心に30か国以上を旅行。
留学、バックパッカー、鉄道旅、世界遺産めぐりなどを経験。
旅行の豆知識をお伝えします。
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