シンガポールでの食事はホーカーセンター!おすすめローカルフード7選
海外旅行先での食事は、その国の文化に触れることができるチャンスですよね。
今回は、シンガポールでの食事に欠かせないホーカーセンターの利用方法と、王道からツウ向けのおすすめローカルフードメニューをご紹介します。
ホーカーセンターとは、シンガポール政府主導で、点在する屋台や食事処を一箇所に集めてつくられた屋台がたくさん集まった屋台街のことです。(ホーカーとは屋台の意)
海外の屋台というと気に衛生面などなる方も多いかと思いますが、ホーカーセンターでは、政府が月に1度、衛生状態のチェックを行っています。そのため、他の東南アジアの屋台に比べると、かなり清潔な方だと言えるでしょう。
どうしても気になる方は、お店の衛生状態を表すA・B・Cと書かれた看板(Aが最も清潔)がお店に掲げてありますので、参考にしてみて下さい。
場所は、HDBとよばれる公団の下にあるのが一般的ですが、住宅街、ビジネス街の中など、島中に点在しています。
ホーカーセンターは、シンガポーリアンの胃袋を支える、なくてはならない存在なのです。
ティッシュペーパーや折り畳み傘などがテーブルの上に置いてあったら、それは忘れ物ではなくて、誰かが確保している席ということです。これは是非みならって、先に席を確保することをおすすめします。
食べたい物をオーダーしよう
多民族国家のシンガポールならではで、屋台のジャンルは多岐に渡り、中華料理のみならず、マレー料理、インド料理の屋台等もあります。
場所によっては、タイ料理、韓国料理、日本料理、ハンバーガーやパスタなどの洋食もあったりと、かなりバリエーションに富んだメニューから選べるのですよ。
食事もデザートも嬉しいお手頃価格
値段は、1皿3~5ドルから。高くても7~10ドルくらいが相場で、お財布にやさしいのも特徴。
また、カットフルーツやフルーツジュース、コーヒー、かき氷などのデザートの屋台もあるので、ホーカーセンターには朝から夜まで、人が絶えません。
日本のフードコートと異なるのは、食べ終わったら、食器はそのままテーブルの上に残しておいてOKという点。
ホーカーセンターには、食器を片付ける専門の人がいるためです。
王道はやっぱり「チキンライス」
ホーカーセンターのおすすめ王道メニューと言えば、チキンライスです。
チキンスープで炊いたごはんに、ジューシーな蒸し鶏またはローストした鶏肉がのっているシンプルな料理。
鶏肉にもごはんにも旨味がぎゅっと詰まっていて、1度食べると病み付きになるお味です。
これだけでも美味しいのですが、チリソースやジンジャーソースを付けると、更に味のバリエーションが増えるので、ぜひ試してみて下さい。
お店によって微妙に味が違うので、色々と食べ比べてみるのもお勧めです。
濃厚麺料理の「ラクサ」
シンガポールのラクサは、海老の出汁とココナッツミルクがベースの少しピリ辛のスープに、ツルツルした米麺が入った、かなり濃厚な麺料理です。
海老、貝、油揚げ、かまぼこのような魚の練り製品がトッピングされています。ライムを搾ったり、添えられているチリペーストを混ぜて、お好みの味に調整して頂きます。
スタミナが付くスープ料理の「バクテー」
シンガポールのバクテーは、骨付きの豚肉をコショウやニンニクなどの香辛料でじっくり煮込んだ、スタミナの出るスープ料理。
昔は、肉体労働者の朝食として食べられていたそうです。ブラックペッパーが効いたスープが病み付きになるおすすめのメニューです!
あっさり味の麺料理「パン・ミー(板麺)」
日本のきし麺のような、平たいコシのある小麦粉の麺と、豚そぼろ、半熟卵、青菜、椎茸、揚げた小魚を、魚介と豚骨ベースのあっさりしたスープで頂く麺料理。
日本人にもおすすめの食べやすい、やさしいお味です。
お店によっては、麺の種類を、ベビースターラーメンのようなイーミーや、春雨のようなグラスヌードル、平べったい米麺(クィティオ)などからも選べます。色々な麺の種類を試してみても楽しいかもしれません。
ドライ派?スープ派?選べる麺料理「ワンタン・ミー」
その名の通り、小ぶりながら、プリプリなワンタンが入った麺料理。
麺は中華麺のような、細いイエローヌードルで、スープタイプとドライタイプから選べます。
麺にブラックソースが掛かっていて、トッピングされている青菜とチャーシューを混ぜながら頂きます。
ワンタンはトッピングされていたり、別で付いてくるスープに入っていますよ。
日本人にはどこか懐かしいスープタイプ
ワンタン入りスープに麺が入っていて、シンプルな中華麺という感じです。
ヨン・トーフは、ローカルに大人気のメニュー。
脂っこいローカルフードの中でも、ヨン・トーフは比較的あっさりしていて、野菜もたくさん取れるヘルシー料理。
そのためか、どこのホーカーセンターやフードコートでも、ヨン・トーフの屋台にはいつも列ができています。
ヨン・トーフの注文の仕方は、ちょっと難易度が高いのですが、慣れてくればその時の気分で色々な食事が楽しめるようになります。よりローカルに近いツウを目指す方は、ぜひ挑戦してみて下さい。
- 野菜や練り製品、揚げ物がずらっと並んでいるので、この中から好きな7品を選んでボールに入れます。
- 麺やご飯を一緒に食べたい方は、おかずを1品減らし、レジでの支払い時に、麺またはごはんを注文して下さい。
- 麺の場合、種類があって、イエローヌードル、グラスヌードル、ライスヌードル、クィ・ティオなどから選びます。また、麺の食べ方も、スープかドライか選べるので、お好みの調理法で注文してみて下さい。
脂っこいお料理に飽きた時は、ほっとする味ですよ。
ビールに合う一品。小ぶりな牡蠣と卵を合わせて揚げたオムレツで、チリソースで頂きます。
南国の夜風にあたりながら、おじいさんが新聞を読みながらプラスチックのテーブルと椅子でくつろいでいる。
ローカルの男性同士で、ビールをチビチビ飲みながら、話に花を咲かせている。
ローカルエリアにある夜のホーカーセンターでの、そんな光景を見ると、シンガポールを感じます。
料理のみならず、ローカルの生活も垣間見れるホーカーセンター。ぜひ、足を運んでみて下さい。
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