節約してるのにお金が貯まらない!貯金・貯蓄を邪魔をする4つの「ムダ支出」とは
こんにちは、国際フィナンシャルコンサルタントの荒川雄一です。
さて、今回は、家計の現状分析の支出について、さらにその中身の見直しを徹底して行っていきましょう。
まず、あなたはクレジットカードを何枚持っていますか?
たぶん、様々なポイントをもらうために、知らず知らずのうちに、複数のカードを保有していませんか。
年会費のあるものは、特別な理由が無い限り、枚数を減らしましょう。
できれば、1~2枚が理想です。
カードの枚数が多いと、それぞれから請求がきて、実際にいくら引き落としされるのか、いくら使っているかの管理が煩雑になります。
また、利用額が大きくなるほど、ポイントなどの還元率も高くなるので、なるべく支払いは一つにまとめたほうが有利です。
そして、最も重要なことは、もし、あなたが「リボ(リボルビング)払い」をしているとしたら、即刻、リボの利用は停止しましょう。
知っている人が多いとは思いますが、リボ払いは、非常に高い金利(10~15%程度)を取られています。
毎月1万円といった一定額が引き落しされる為、利用者にとっては気楽に買い物ができますが、その“気楽さ”の裏には高金利が潜んでいるのです。
普通預金金利が0.01%程度しかつかない時に、15%も支払っていては「お金」をふやすことは到底できません。
クレジット会社がこぞって、「リボ払い」のキャンペーンをやり、特典を出しているのは、その程度の経費は、全てリボの金利でカバーできるからです。
従って、クレジットカードの支払いは、1回払いやボーナス一括払いなど、必ず「金利のかからない支払方法」を選ぶようにしましょう。
それ以外の支出で見直したいものとしては、「自動引落としされる経費」があります。
自分のお財布から払ったり、振込する経費は、自分の意識が働きやすいため、本当に必要か、その都度判断することができます。
それに対して、毎月、決められた日に引き落としされるような経費は、自分でコントロールすることができないため、無意識のうちに無駄な支払いを継続して行っていることが多いのです。
その代表的なものに、保険料が挙げられます。
保険会社から提案された保険に、あまり深く考えずに加入すると、長期間に渡り、必要のない保険料を支払うことになります。
例えば、25歳から60歳までの間、死亡保険金1,000万円の生命保険に加入し、毎月1万円の保険料を支払う契約をしたとしましょう。
果たして、保険料は総額で一体いくらになるのか、実際に計算してみましょう。
- 毎月1万円×12カ月×35年=420万円
いかがでしょう?
“保障”という言葉で、意外と深く考えずに契約してしまう生命保険ですが、実は生命保険の契約期間は長いため、何と420万円の買い物をしていることと同じなのです。
こんなに高い買い物は、家か車などを買う時しかなかなかありません。
もし、この保険をより安い保険会社を探すとか、適正な保険金額にすることによって、保険料を8,000円にできたらどうでしょうか。
毎月2,000円×12カ月×35年=84万円もの節約(貯蓄)ができるということになります。
まずは、本当に必要な保障だけにし、毎月支払う保険料を引き下げられないか検討してみましょう。
次に、結構無駄が隠されているのが、携帯電話です。
SNSなどの普及により、携帯電話の通信費やアプリに関わる経費は、最近上昇傾向にあります。
あなたは、毎月携帯電話の料金をいくら払っていますか?
あなたの支出に占める割合は、結構大きいのではないでしょうか。
携帯電話各社は、随時、様々な契約形態の変更を行っています。
契約内容を適宜見直すとともに、不要なアプリは使わないなど、無駄な支払いがないか定期的にチェックをすることも重要です。
- お金が無くても使えてしまうクレジットカードの見直し
- 自動引き落としされる経費の見直し
経費(支出)のチェックポイントとしては、この2つが特に重要です。
意識することなく、引き落としされている経費に「大きな無駄」が潜んでいます。
ついつい、自動引き落としだと、疑問を持たずに支払い続けているケースが、往々にしてあります。
しかし、それが5年、10年と続けば、大きな「お金」を失うことになりかねません。
それらを見直すことによって、「お金」をふやすための資金に充てることが可能となります。
是非、この機会に、きっちりチェックしてみましょう。
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投資顧問会社IFA JAPAN®株式会社ほか、リンクスグループ3社の代表を務める。現在、経営コンサルタントのほか、金融機関に影響を受けない独立系ファイナンシャルアドバイザー(IFA)として、国内外の金融商品を用いた「ポートフォリオ・マネジメント・サービス(PMS)®」の評価は高い。
また教育にも力を入れており、講演回数は800回以上。その他、日本経済新聞社、各マネー誌、フジTVなど執筆、出演も多数。
■ライセンス
経済産業省登録 中小企業診断士
国土交通省登録 公認 不動産コンサルティングマスター
日本FP協会認定CFP® 他
■メディア実績(執筆、取材など)
・日本経済新聞 、日経ヴェリタス
・納税通信、税理士新聞
・富裕層向け雑誌「ミリオネア」「NILE’S NILE」
・フジテレビ「とくダネ!」、テレビ朝日「やじうまテレビ!」など
■著書
「海外分散投資入門 ―日本が財政破たんしても生き抜くためのノウハウ―」
(Pan Rolling社)
「海外ファンドのポートフォリオ」(Pan Rolling社)
「着実に年10%儲ける海外分散投資入門」(実業之日本社)
「投資のプロが教える初心者でも失敗しないお金のふやし方」(IFAメディア出版)
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