![キメ細やかな「泡」が皮脂汚れに効果的!正しい洗顔方法のための6つのポイント](/static/img/space.gif)
こんにちは。スキンケアカウンセラーの松原好克と申します。
今回は、正しい洗顔方法について、お話したいと思います。
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まずは、洗顔料の泡質にこだわりましょう。
キメ細やかな弾力のある泡で洗う必要があります。
キメが大きい弾力のない泡は、汚れの吸着力を低下させるだけでなく、クッション性がないため肌への摩擦の原因になり、刺激が大きくなります。
卵1個分くらいが最適です。
- 泡立ての際は、水ではなくぬるま湯(36℃~38℃程度)を使います。
- 泡立てる際のぬるま湯は、3回ほどに分けて少しずつ加えます。
- 手で泡立ちにくい石鹸は、泡立てネットを使います。
- 泡立てネットは、線維の細かいものを選びます。
- 泡立てネットを2枚重ねにすると、さらに質の良い泡が作れます。
- 空気を含ませるようにすると、泡立ちが良くなります。
ただし、泡にこだわるあまり、泡立てに時間を掛け過ぎるのも良くありません。
肌の水分を保持する角質層のセラミドは、水に濡らしただけでも流出を始めます。
洗顔前の顔を濡らした後は、30秒程度で洗顔泡を作る練習をしましょう。
花王株式会社(社長・澤田道隆)のスキンビューティ研究所より、洗顔料の泡についての、貴重な研究発表がありました。
1)キメ細かい泡ほど、洗浄成分が肌に残らず、肌にやさしく洗える
2)キメ細かい泡は、洗浄力を保ちながら泡が壊れることなく油脂(汚れ)を取り込む
キメ細かい泡は、泡の表面に洗浄成分が多く吸着し、泡と泡とのすき間に残る洗浄成分は少なくなることで、肌にやさしい洗浄に繋がることが分かりました。
また、キメ細かい泡は、皮脂汚れの主成分である油を泡中により多く取りこむことも分かりました。
引用参考元
花王株式会社(スキンビューティ研究所)
http://www.kao.com/jp/corp_news/2015/20150327_002.html
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酸化した皮脂(過酸化脂質)は、水やお湯だけでは落とし切れないため、朝晩2回、洗顔料による洗顔を行いましょう。
ただし、乾燥しやすく皮脂分泌が少ない冬場、極度の乾燥肌や敏感肌の人は、夜のみ洗顔料を使い、朝はぬるま湯での洗顔がベターです。
どれだけ良い洗顔料を使っていても、正しい使い方ができなければ意味がありません。
ここでは、最適な洗顔手順をお伝えします。
- 手を洗い、ぬるま湯で少し顔を濡らします。
- 洗顔料を手に乗せて、ぬるま湯を加えながら、しっかりと泡立てます。
- 皮脂の多いTゾーン(額・鼻)に洗顔料を乗せて、円を描くようにクルクル優しく洗います。
- 頬・フェイスラインに洗顔料を乗せて、指の腹を使い、泡で洗う感覚で馴染ませていきます。
- 目元・口元など、乾燥しやすい皮膚の弱い部位を、泡で包み込むように優しく馴染ませます。
- ぬるま湯で、丁寧にすすぎます。
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スキンケアカウンセラー 松原 好克
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Fashion Latte編集部
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