ダイエットは、結局は適切な食事制限と運動により、脂肪を燃焼させることが一番の近道であることは、皆さん嫌というほどお分かりかと思います。
それでも、少しでも楽をして痩せたい…と考えてしまうのが人間のサガ。
それならせめて、運動の効果をアップさせるため、脂肪の燃焼を良くする食材を上手に取り入れてみましょう。
ついてしまった脂肪は燃焼させなければいけません。
エネルギーを作り出し、体内に溜まった脂肪の燃焼を助けてくれる「L-カルニチン」というアミノ酸があります。
このL-カルニチンは、主に牛肉や子羊の肉(ラム肉)に含まれています。
食事からL-カルニチンを摂取することで、体内の余分な脂肪が燃焼され、太りにくくなるのです。
「ラム肉は食べても太らない」ではなく、L-カルニチン効果によって運動時の脂肪燃焼が促進されるという意味です。
L-カルニチンは、植物性の食物や魚類には微量にしか含まれていません。
毎日子羊の肉や牛肉などを食べ続けるのも難しいでしょう。
そのような場合は、ドラッグストアで比較的安価な値段でL-カルニチンのサプリメントなども販売されているので、試してみるのも手です。
運動の前、通勤前などに飲んでおくと、日常動作でプラスアルファの燃焼効果を得ることが出来ます。
「カプサイシン」は有名ですね。
とうがらしに含まれる辛味成分です。
カプサイシンの一種であるカプシノイドは、エネルギーの代謝に関わるホルモンの分泌を促進してくれます。
脂肪の燃焼を助けるエネルギー消費効果も持っているので、直接体脂肪や体重の減少にはつながらなくとも、普段の運動量でより脂肪が燃焼されやすくなる効果があります。
とうがらしのほか、しし唐、鷹の爪などに含まれており、辛ければ辛いほどその量は多くなります。
しかし、どれも調味料程度に使用される食品ですし、大量に食べることで体調次第では胃の粘膜を傷つけかねません。
上記の物を大量に食べるより、効果を増幅させる効果のある「にんにく」を合わせて摂取するのが良さそうです。
燃やした後は、体内にある余分な老廃物・毒素を出して、さらに代謝を良くしましょう。
ダイエット中のデトックス食材としてお勧めなのが「プルーン」です。
プルーンには利尿作用があるほか、鉄分を豊富に含んでいます。
ダイエット中で起きがちな貧血・便秘を解消し、腸からすっきりさせてくれます。
また利尿作用で身体の中の毒素を出し、代謝を良くします。
現代ではどうしても不足しがちなミネラルも含まれているうえ、ドライフルーツなので生のフルーツと比べて身体を冷やしません。
ちょっと小腹がすいた時のおやつ代わりには最適です。
ダイエットに有効な食材を利用して、健康的に脂肪を燃やしやすい身体を作りましょう。
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