欧米では定番のアーモンドミルクが、ここ日本でも、健康志向の方を中心に話題になっています。
スタバでもアーモンドミルクを採用した飲み物を展開したり、スーパーなどにも置かれるようになりました。
このアーモンドミルク、どうやって日常に取り入れたらよいのでしょうか?
その名前からも想像できるように、アーモンドミルクは牛乳に似た味です。
しかし、牛乳とは全く異なり、アーモンドと水だけで出来ています。
アーモンドと水でできていますので、当然ローカロリー。
100mlあたりのカロリーを比較してみましょう。
- 一般的な牛乳:約60キロカロリー
- アーモンドミルク:約20キロカロリー
牛乳の1/3のカロリーなのです。
日本人の約90%が牛乳に含まれている乳糖不耐症持ちであり、乳糖を含む乳製品を飲むと、消化管が刺激され腹痛や下痢を起こしやすくなります。
また、牛乳には、アレルギー元となるカゼインやホエイが含まれているのです。
アーモンドミルクは、原材料がアーモンドと水なので、牛乳のようにお腹を壊す心配がありません。
牛乳は好きだけれど体質的に厳しいという方の代替飲料として、お勧めできます。
アーモンドミルクに含まれる脂質は、不飽和脂肪酸です。
不飽和脂肪酸は、血中コレステロールの改善効果が期待できるので、積極的に摂取したほうが良い成分。
アーモンドミルクには、1杯1グラム程度の食物繊維が含まれていて、便秘の改善等、腸内を健康にすると考えられます。
また、食物繊維は、余分な糖質や脂質を排出する効果もあるため、結果、摂取カロリーを抑えられるのです。
アーモンドミルクには、こんなにも多くのビタミンがあります。
- ビタミンE
- ビタミンA
- ビタミンD
- ビタミンB
- ビタミンB12
しっかりとビタミン摂取できるので、糖分と脂肪の代謝を助け、ダイエット時に低下しがちな免疫強化に繋がります。
アーモンドミルクは、代謝促進・貧血防止などに効果的なミネラルもたっぷり含まれています。
ミネラルは人の体の中では作ることができないので、摂取できる食材を積極的に摂る必要があります。
アーモンドに豊富なビタミンEが含まれているため、抗酸化作用が高く、アンチエイジングドリンクとして活用できます。
アーモンドの食感や味が苦手という方は、アーモンドミルクとして摂取すると楽ちんです。
こんなに優秀なアーモンドミルクですが、自宅で簡単に作ることもできるのです。
- アーモンド:1カップ(約250g)
- 水:3~4カップ(濃さはお好みで調整)
- バニラエッセンス:少々
- ガーゼ
シンプルで簡単な手順です。
- アーモンドを、水に一晩浸します。アク抜きの意味合いがあるので、アーモンドがしっかりと浸かるくらいの水を使いましょう。
- 一晩経ったら、その後、ザルにとってもう一度水で洗います。
- 全ての材料を、ミキサーに入れて粉砕します。
- これをガーゼで濾して完成。
市販の物でも良いですが、ひと手間掛けて手作りすると、新鮮な物が飲めるので嬉しいですね。
牛乳よりもカロリーが低いアーモンドミルクは、以下のような使い方もおすすめです。
- 朝食のシリアルに、牛乳代わりにアーモンドミルクを使用すると、風味が増して美味しくなります。
- カフェオレ等に、牛乳代わりにアーモンドミルクを入れると、コクがあるのにすっきりした美味しさになります。
お腹のゴロゴロの心配もなく、ダイエット効果も期待できますね。
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