こんにちは、ヨガインストラクター・ダイエットコーチの塩澤マコです。
ミランダ・カーをはじめとするアメリカのセレブの間でも、話題の「チアシード」。
現代人に不足しがちな栄養素が豊富なことが、その人気の理由です。
女性が気になるダイエット、便秘解消はもちろん、骨粗しょう症予防、免疫アップにも良いと言われています。
そう聞くと、試してみたくなりますよね。
男女を問わず、日本人に不足しがちな食物繊維。
食物繊維の量を、大さじ1杯12gで比較してみましょう。
- チアシード:4.1g
- 玄米:0.5g
チアシードの食物繊維含有量の多さは一目瞭然ですね。
ヘルシー志向の方の間では常識の「オメガ3脂肪酸」は、くるみなどに多く含まれることで有名ですが、チアシードはくるみの2.6倍もの含有量を誇ります。
他にも、体内では合成することのできない「必須アミノ酸」9種類の中の、実に8種類が含まれているのも嬉しいですね。
必須アミノ酸とは、体内で十分な量を合成できないため、栄養分として摂取する必要のあるアミノ酸のこと。なお、アミノ酸とは、たんぱく質を作っている最小の成分。
前述の他にも、カルシウムや鉄分、亜鉛など豊富な栄養素を含むチアシードですが、気を付けなければいけないことがあります。
第1の注意点
チアシードは、100gあたり534キロカロリーもあります。
そのため、チアシードを食べる時は、1日10g程度(大さじ1杯)までにすることが重要。
いくらダイエットに効果的な食材でも、カロリー過多になってしまっては逆効果です。
第2の注意点
食べ方にも注意して下さい。
チアシードは、そのまま食べると胃の中の水分を奪ってしまうので、必ず10分ほど水に浸してから食べることが大切です。
水分を吸って約10倍に膨らんだチアシードの周りには、透明のゼリー状の物ができます。
これは、コンニャクに含まれる「グルコナンマン」という繊維です。
第3の注意点
チアシードは必ず「水」に浸けること。
お湯に浸けてしまうと、せっかくの栄養素が壊れてしまいます。
ダイエットに効果的とされる物は次々と出てきますね。
ただ、それだけを食べたり飲んだりするだけで、ラクに痩せる物は、残念ながらまだありません。
何より効果的なのは、1つの物に頼らず「食事」「運動」「ケア(睡眠も含む)」の基本を整えること。
基本ができていないところに、何かを足しても効果は出ません。
チアシードの効果を更に上げるためにも、まずは、ご自身の食生活の見直しからお勧めします。
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