エアコンや紫外線の影響で、夏のお肌は皮脂でベタベタ。毛穴が詰まってニキビやくすみの原因にも繋がります。
そこでお勧めなのが、収れん化粧水で行うスキンケアです。
脂性肌の人向けに開発された化粧水で、肌のほてりを沈め、毛穴を引き締めてくれます。
アルコール等の成分を含んでいるので、それらの蒸発によって心地よいひんやり感や、引き締め効果が得られるのです。
毛穴をキュッと収縮させる事で、毛穴の中に汚れが入りにくく、ニキビ予防や改善にも役立ちます。
また、夏の暑い時期は汗を大量に掻くので、基本的に代謝が良くなります。
結果、ターンオーバーも比較的早くなるのですが、ターンオーバーの周期が短いと、肌のバリア機能がうまく働かず、弱い肌になっているのです。
ここで収れん化粧水の出番です。
普通の化粧水はお肌に水分を補給し、柔らかくする事をメインに、肌を滑らかにする保湿効果がある、アミノ酸、ヒアルロン酸、コラーゲンなどが配合されています。
浸透性を高めて美容液や乳液の成分を浸み込ませるのが、主な目的です。
それと比較して、収れん化粧水は肌に水分を補給する事は同じなのですが、柔軟化粧水と比べて収れん作用があり、皮脂分泌を抑制し汗や皮脂の分泌を抑えてくれます。
夏にはさっぱりと、心地よく肌を引き締め外部からの肌トラブルとなる要素から守ってくれます。
しっかりとメイク、日焼け止めをきちんと落とし、収れん化粧水でキュッと毛穴を引き締めてあげると、夏の乱れがちな肌も生き生きとしてくるはずです。
オイリー肌の方や汗・皮脂が気になる夏、皮脂分泌が気になる男性の使用もお勧めです。
- 皮脂分泌が多い
- 汗で、メイクが落ちてしまうのが気になる
- 肌のたるみが気になる
以上の方は、収れん化粧水がとてもお勧めです。
- 肌が弱い方
- 乾燥肌の方
- 敏感肌の方
アルコールフリーの物を選ぶと良いですが、コットンで使用する事で摩擦が起きて肌に負担となる事がありますので、なるべく控えたほうが良いでしょう。
- 収れん化粧水にはアルコール成分が含まれるものが多く、肌に刺激になる場合もありますので、皮脂が気になりやすい部分だけに使うようにしましょう。
- また、目元・口元などは皮膚が薄いので、なるべく控えるようにして下さい。
- 収れん化粧水の皮脂を抑える作用で、肌の乾燥が悪化してしまう事があります。
- 洗顔
- 普通の化粧水
- 乳液・クリームなど
- 収れん化粧水
洗顔後に普通の化粧水、乳液・クリームなどで肌の保湿・美容成分などを与えて、その成分を肌の内側に閉じ込める為に、収れん化粧水で毛穴を引き締めます。
朝、メイクの前に行うとお化粧ノリが良くなり、お化粧崩れが気になる方も、朝メイクの前の使用がお勧めです。
1年を通して同じ化粧水でケアをするのではなく、季節に合ったアイテムを上手に取り入れてケアする事が大切です。
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スキンケアカウンセラー 松原 好克
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