日本人があまり知らない、海外留学前に勉強しておくべき5つの話題
「海外留学」というものが身近になって久しく、学生であれば、毎年の長期休みに留学に行っている人もいるかと思います。
今回は、留学前に押さえておくべきポイントをご紹介します。
「ロンドンに留学する」と決まると、人はロンドンの情報収集ばかりしてしまいがちですが、実はロンドンのことより知っておかなければいけないことは、自国・日本のことです。
例えば、ホームステイをすれば、ステイ先の人に「日本には漢字が何文字あるの?」と突然聞かれたりします。
語学の授業では、多くの国の留学生が集まるので、みんなで相互に質問します。
「寿司は何種類あるの?」
「歌舞伎ってミュージカルと違うの?」
「日本の消費税は何%?」
と、とにかく色々な予想だにしていなかったことを聞かれるので、準備が必要です。
日本の学生が政治について議論することはあまりありませんが、海外に行くと必ず「日本の政治についてどう思っている?」と聞かれます。
そこで、「興味がない」、「よく分からない」では恥ずかしい上に、会話がストップしてしまいます。
細かい点まで理解する必要はありませんが、日本と留学先の関係や、現在の首相のことなどは話せるようにしておきましょう。
「私の実家は、東京から西に150キロです」と日本では言いませんが、海外に行くと大抵「そこ、東京から何キロ?」と聞かれます。
「新幹線で2時間」では通じないので、「大阪から何キロ」等、距離の感覚を掴んでおきましょう。
相手の出身地も「モスクワから○○キロ」と言われるので、言われてイメージできるようになっていれば、会話も弾むでしょう。
「Sushi」は、外国人も大好きな日本食です。
寮など、人が集まる所ではすぐに「作って」と言われてしまいます。
「かっぱ巻き」でいいので、練習しておきましょう。
巻き簾(まきす)は、留学必需品です。
日本人に積極的に話しかけてくれる「日本好き」は割と多いですが、多くが「日本のアニメ・漫画が好き!」という人です。
意外にも古いアニメを知っていて驚くこともあります。
日本では70年代に放送されたものが、海外では90-00年代に放送されていたりすることもあり、古いアニメについて知っていると良いかもしれません。
また、アニメの主人公と同じ名前だと、それだけで人気者になれることもあります。
海外留学は、行った先の国のこと以上に、日本を知る良い機会になります。
自分が日本の広報大使になったくらいの気持ちで、日本の良いところを沢山アピールしましょう。
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これまでヨーロッパ、中南米、カリブ海を中心に30か国以上を旅行。
留学、バックパッカー、鉄道旅、世界遺産めぐりなどを経験。
旅行の豆知識をお伝えします。
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