意外に思われるかもしれませんが、カンボジア人は老若男女問わずみんな甘いものが大好きなんです。 大都市から郊外まで、カンボジアでは町のあちこちに甘いスイーツやデザートを売る屋台が出ています。

依然として屋台が人気のカンボジアですが、数年前からカフェブームが始まり続々と新しいカフェがオープンしています。またスイーツに力を入れる外国人経営のお店も少しずつ増えています。 そこで今回は、首都プノンペンでお勧めのカフェをご紹介します。

St.63, St.240, St.337, イオンモールグランドフロアに店舗を構えるチョコレート製品の専門店です。 店内のディスプレイには、ベルギーのショコラティエの指導のもと修行を積んだカンボジア人の職人が作るたくさんのチョコレートが一粒一粒丁寧に並べられていています。チョコレートは一粒から購入することができるので、ぜひ色々な味を楽しんでみてください。

お勧めはカンボジアのハチミツや胡椒を使用したここでしか味わえないチョコレートです。このお店では季節のイベントごとに限定商品が登場するので、現地でお世話になった方へのプチギフトにもお勧めです。 St.240とSt.337の店舗は、同系列のベーカーリーやサラダを提供するカフェ「The Shop」が併設されているので、ランチの利用も出来ます。

店内のデザインにもこだわっていて、10店舗全てがお洒落で落ち着いた内装になっています。スターバックスが進出していないカンボジアで、ここはスターバックスのようなポジションを確立していて、ノートパソコンを持ち込む若者で店内は常に賑わっています。

ケーキは小さめのサイズで甘さ控えめのものが多いので、日本人の味覚にも合うと思います。店舗によってメニューが少しずつ異なっていますが、パスタやサンドイッチなども揃っています。

プノンペン、シェムリアップ、シアヌークビルに店舗を構えるカンボジアのベーカリーカフェです。

アイスクリームの種類がとても豊富で、カンボジアならではのフレーバーも充実しているので、観光の休憩にお勧めのお店です。 サーティーワンアイスクリームのように、シングル、ダブル、トリプルが選べるので、ぜひ色々なフレーバーを注文してみてください。

プノンペンとシェムリアップには真っ白な大きなソファ席が用意されている店舗もあるので、疲れたときの利用にも最適です。

日系飲食店が10店舗近く立ち並ぶSt.63(通称：絆ストリート)に店舗を構える日本人経営の洋菓子店です。ディスプレイには日本で見慣れたスイーツがたくさん並んでいます。 こちらのお店の商品はプノンペン在住の日本人パティシエが全て一から手作りしているので、甘さも日本人好みの味に仕上がっています。

カンボジアのスイーツ店やカフェではあまり見かけないプリンやシュークリームなども取り扱っているので、在住日本人からも愛されているお店です。 テイクアウトだけでなくカフェメニューも充実していて、店内ではパフェやパンケーキなどをいただくことも出来ます。

プノンペンの他に上海、香港、台北、ベトナムにもお店を構えるクレープとガレットのお店です。カンボジアはフランスの植民地だったこともあり、現在でも多くのフランス人が暮らしていて、このお店も在住フランス人でいつも賑わっています。

店内のインテリアや小物は全てマリンテイストで統一されていて、小さな港町にいるような感覚になります。

プノンペンには大きなソファやテラス席のあるお洒落なカフェがたくさんあるので、カフェ好きな方にとってはとても楽しい街だと思います。 ほとんどのお店がフリーWi-Fiを完備しているので、甘いスイーツを食べながらインターネットで旅の情報収集をするという過ごし方もお勧めです。