初めてのパリ旅行で絶対行きたい!パリの定番観光スポットの楽しみ方♪
観光名所の多いパリ。限られた時間内にどこを回るか迷うところです。
そこで今回は、初めての方でもパリらしい思い出をたくさん作ってもらえるような、定番スポットの楽しみ方をご紹介します!
”パリ発祥の地”とも言われているシテ島には、中世のパリを伝える見所がいっぱい。
10~14世紀には王権の中枢であったことを物語るのが、サント・シャペル教会、コンシェルジュリー(当初は王宮のちに牢獄)、パレ・ド・ジュスティス(現在も機能している裁判所)です。すぐ近くには、14世紀に完成したノートルダム大聖堂もあり、次の2つのスポットはぜひご覧になられることをおすすめします。
ノートルダム大聖堂では、塔の天辺まで登ってください。
ここはパリの中心、エッフェル塔に負けないくらい素敵なパリのパノラマが待っています。
キマイラの回廊に並ぶ架空の怪物や十二使徒の彫像も見応えあり。塔への入口は正面左手、Rue du Cloître-Notre-Dame(クロワートル・ノートル・ダム)通りにあります。
行列を避けるために朝10時頃行くのがおすすめ。大聖堂の正面ファサードと中のバラ窓はその前後で鑑賞するといいでしょう。中には正面右手の入口から入れます。
ノートルダム大聖堂の塔
時間:4月1日~9月30日は10時~18時30分(7月と8月の金土は23時まで)
10月1日~3月31日は10時~17時30分。入場は終了時間の45分前まで。
定休日:1月1日、5月1日、12月25日入場料:8,50€、18歳未満無料
1248年に完成したこの教会は、当時の王ルイ9世の命により、キリスト受難の聖遺物を保存するために建築されました。
上下二層の礼拝堂があり、見所は上層礼拝堂の壁一面を覆うステンドグラス!とても幻想的で美しい空間です。
あまりにも有名なコンコルド広場と凱旋門。きっと皆さんもテレビなどでご覧になったことがあるはず。それだけに、本物を目の前にした時の感動は一入です。
コンコルド広場からはシャンゼリゼ大通り、凱旋門が一直線に見えます。ぜひ散歩を兼ねて、凱旋門まで歩いてみましょう。人とブティックで溢れるシャンゼリゼ大通りは昔のような趣はありませんが、歩くとなぜか「オーシャンゼリゼ~♪」と歌いたくなるから不思議です。
最寄りの地下鉄駅:1号線または8号線または12号線「Concorde駅」
古き良きパリの雰囲気が今尚漂うモンマルトル。映画「アメリ」にも出てくるサクレ・クール寺院前の公園はパリジャンにとっても憩いの場で、高台から一望できるパリは絶景です。
時間があればぜひ、テルトル広場にも行きましょう。かつてここに著名な画家達が集まったように、今も沢山の画家さんが絵を描きながら販売もしています。お気に入りの絵が見つかったら、思い出に買ってみるのもいいかも。
ただし、モンマルトル界隈は移民が多く、治安が良くありませんので、スリなどにはくれぐれもご注意を!
最寄りの地下鉄駅:2号線「Anvers駅」
パリにはたくさんの美術館があってどこへ行くか悩むところですが、やはりルーヴル美術館の「モナ・リザ」、「ミロのヴィーナス」、「サモトラケのニケ」はぜひ観たい作品です。
いつも混雑していますので、なるべく朝一番に行くのがベスト。もしくは、夜間開館の水曜か金曜でしたら、人が少なくなる夕方から夜に鑑賞することもできます。
最寄りの地下鉄駅:1番線または7番線「Palais-Royal Musée du Louvre駅」
時間:月・木・土・日は9時~18時、水・金は9時~21時45分
入場料:12€、18歳未満無料
高さ324mのエッフェル塔はパリのあちこちから見えるのですが、トロカデロ広場前がベストスポット。大空をバックに、大理石の広場から水平線上にそびえ立つエッフェル塔の美しさは格別です(2018年まで工事のため半分閉鎖中)。そのまま下って行くと、エッフェル塔の真下へ到着。いつも展望台まで登る人の行列で混雑していますが、待ち時間がもったいないのでパスして…「鉄の貴婦人」と言われる美しい細工をじっくり鑑賞しましょう。
最寄りの地下鉄駅:6号線または9号線「Trocadéro駅」
パリでは1時間程のセーヌ川クルーズもおすすめ。
セーヌ川に架かる橋やノートルダム大聖堂、エッフェル塔などのモニュンメントは船から見るとまた違った美しさです。
夕方から夜に乗船すれば、さらにロマンティック。エッフェル塔がキラキラ輝く「シャンパンフラッシュ」もお見逃しなく。日没後~午前1時までの毎時5分間(例えば19時~19時05分)のみ見ることができます。素敵なパリの思い出になることでしょう。
Bateaux Mouches(バトー・ムッシュ):アルマ橋のそば
Bateaux Parisins(バトー・パリジャン):エッフェル塔の真下
Vedettes du Pont Neuf(ヴェデット・ドゥ・ポンヌフ):ポンヌフ橋のそば
パリの治安は残念ながら年々悪くなっています。
スリ対策は万全に、不審者からはすぐに離れましょう。危機意識を持ちつつ、パリを満喫してくださいね。
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渡仏してから17年、パリ郊外に在住。
パリの観光バス会社で6年間勤務後、
現在はブログにてパリ情報を発信しています。
「レシピと雑貨とパリ案内」
http://taneko39.blog.jp/
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