ホテルとヴィラの違いとは?カンボジア・プノンペンのおすすめヴィラをご紹介
みなさん”ヴィラ”に泊まったことはありますか?
1850年代から約100年続いたフランス植民地の影響でカンボジアでは、今でもコロニアルスタイルの建物が多く残っています。築50年以上の古い建物も現役で使われていますし、新築の家も壁はレンガ造り、傾斜のきつい瓦屋根とタイルの床とコロニアルスタイルが原型になっています。
そんな古い建物を改装して宿泊施設となったヴィラに泊まってみませんか?
高級ホテルとは違う、新しい過ごし方ができるはずです。
ホテルとヴィラの違いに明確な定義があるわけではありません。
しかし一般的に「ホテル」と呼ばれるものには、1つの建物に多数の部屋があり、ロビーやレストランなどの公共スペースがあることが多いです。
それに対し「ヴィラ」は、一戸建ての建物に多くても20室ほどと限られた部屋しかないため、プライベート感は満載。まるで自分の別荘にいるかのような過ごし方ができます。最近ではホテルに所属していながらも、プライベート感が味わえる、ホテルとヴィラのいいどこどりの形態も現れています。
1950年代に”東洋のパリ”と呼ばれていたプノンペンの、その美しさとお洒落な街並みに溶け込んだヴィラに泊まってみてはいかがでしょうか。
カンボジアは5月を過ぎると雨期に入り、最も暑い時期です。日中は35℃を超えることも珍しくありません。ヴィラにはプールが付いていることも珍しくありません。なので、この時期に旅行に来られる方は水着を忘れずに!
朝は、涼しいので少し早起きをしてメコン川の畔を歩いたり、お寺を覗いてみたりするのも良いかもしれません。そして朝ご飯をたっぷり食べて、プールで読書や昼寝なんてのがプノンペンの暑い季節の過ごし方です。
雨季の暑い時期は観光のオフシーズンと言われますが、トロピカルフルーツのおいしい時期でもあります。マンゴー・マンゴスチン・ドリアンなどなど。市場で買ってヴィラでゆっくりと食べるのもいいですね。
さらにどこのホテルもオフシーズンレートでお得感たっぷりです。
優雅に過ごすには最高のヴィラですが、ひとつ注意点があります。
ホテルと違い、ヴィラは住宅街にそのままの姿で佇んでいることも多くあり、タクシー運転手でさえその場所を知らないケースが多いのです。
なので、オフィシャルサイトで電話番号をメモして来ださい。特に夜は暗いので、ドライバーの携帯電話で場所を確かめさせてから出発した方が良いでしょう。
今日ご紹介する二つのブティックホテルは、プノンペンの都心から少し外れた閑静な住宅街にあります。どちらも古いお屋敷を見事に宿泊施設へと蘇らせていて、清潔で落ち着いた雰囲気で静かに休暇を過ごしたい方にピッタリと思います。
最初は、398ストリートにある『Arun Villa』。注意していないと見過ごしそうな小さな看板だけで、まさに隠れ家。12部屋だけのブティックホテルです。
中に入るとかわいいプールがお出迎え。
こんな居心地の良さそうなお部屋。アンティークな家具が、このヴィラの真骨頂です。
電話番号+855 (0) 12 660 695
次なる隠れ家は、466ストリートに佇む『Samsara Villa』。こちらは、大きな庭にあるプールとレストランがさわやかな感じ。マンゴーの木の下で朝ご飯なんて、最高です。大都会にいることを忘れさせてくれます。
お部屋は、天井が高くシックな設えで風格があります。1963年築のお屋敷をベースにした部屋と2013年に建てた宿泊棟に計20室ほどあります。
電話番号 +855 (0)23 219 136
いかがでしたでしょうか。
高級リゾートホテルもいいけど、プライベート感が味わえるヴィラも自分だけのゆったりとした時間を過ごせておすすめです。
ぜひプノンペンに遊びに来た際は、今回ご紹介したヴィラに宿泊してみてくださいね!
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大学卒業後5年間は、船員稼業。そのご20年間、静岡県の輸送機器会社に勤務。
2010年からカンボジアの首都プノンペンに移住。
カンボジアの金融事情を実感しながら、放送大学大学院で「BOPビジネスの企業と利用者の関係」の論文執筆。
BOP(貧困層向け)ビジネスの宝庫で市場開拓的なコンサルタント業。
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