
アメリカでは、ここ何年かの間に健康に良い油として、ココナッツオイルがすっかり定着していますが、日本でもその人気が高まっています。
ココナッツオイルには様々な効能がありますが、今回は主なものをご紹介します。
長鎖脂肪酸である植物油とは異なり、ココナッツオイルは中鎖脂肪酸です。
体が利用できるエネルギーに変換されるまでに、26ものプロセスを通過する必要があります。
エネルギーとして代謝されにくく、体脂肪として蓄積されやすい脂肪酸です。
一方、中鎖脂肪酸は消化されやすく、わずか3つのステップを経て持続性の高いエネルギーに肝臓内で変換されるので、体脂肪として蓄積されにくいという特長があります。
研究によると、脳にはインスリンを独自に生成し、糖を代謝してエネルギーを生み出す機能があるのですが、アルツハイマー病や痴呆症の患者はその機能が失われていることが分かっています。
一方、前述のように、中鎖脂肪酸は肝臓内で分解されますが、その際にケトン体という物質が生成され、このケトン体から脳にエネルギーを供給することができます。
このため、ココナッツオイルを摂取することで、糖を摂取しなくても脳にエネルギーが行き渡り、脳の機能が修復されるのです。
ココナッツオイルの91%は体によい飽和脂肪酸で出来ています。
飽和脂肪酸は善玉コレステロールであるHDLを増加し、悪玉コレステロールであるLDLを減少させることが知られています。
ココナッツオイルは脂溶性ビタミンの吸収を助けます。
さらに、カルシウムやマグネシウムの吸収も向上させるため、骨の健康維持に役立ち、骨粗鬆症を防ぎます。
性ホルモンの1つであるテストステロンの生成に関わる酵素の作用を活性化することで、筋肉を増強する役割を果たします。
ココナッツオイルに多く含まれる、カプリル酸、ラウリン酸、カプリン酸、という3種類の脂肪酸は、抗細菌性、抗真菌性、抗ウイルスに優れています。
カンジダ菌やイースト菌による炎症を抑え、細菌やウイルスの繁殖を防止します。
また胃のピロリ菌を殺したり、尿路感染症や肝臓の炎症を抑える機能もあります。
ココナッツオイルには、抗酸化物質が多く含まれています。
酸化ストレスを軽減することで老化を遅らせ、がんの予防と改善に貢献します。
ココナッツオイルに含まれているラウリン酸には、ホルモンバランスを自然に調整する働きがあります。
また、ココナッツオイルに含まれるビタミンEは、性ホルモンの1つであるエストロゲンを調整する機能があります。
ココナッツオイルに含まれる中鎖脂肪酸は、細胞内のインスリン反応を調整し、代謝機能を向上させます。
また、インスリンを分泌する膵臓への負担を和らげ、インスリンを必要とする糖の代謝に依存しないエネルギー源を供給することで、インスリン抵抗性やII型糖尿病を防止します。
ここで、1つ注意していただきたいことがあります。
上記のような効能が期待できるのは、低温圧搾 (コールドプレス) されたエキストラバージンココナッツオイルに限られます。
そして、できればオーガニックのココナッツオイルがお勧めです。
1日に推奨されるココナッツオイルの摂取量は人によって様々ですが、大さじ1~3を目安に摂ると、効果が期待できます。
ハリウッド女優やモデルが愛用してることで話題となり、その多岐にわたる効能・効果から、注目度が高まっているココナッツオイル。
普段の食生活にプラスしてみませんか?
|
|
関連コラム
-
-
-
sachiran
-
-
|
|