痛いけれど気持ちいい!手首・腕・指の簡単ストレッチ&マッサージ3選 (1/2)

執筆者: 美宅玲子 職業:美姿勢インストラクター
はじめに

こんにちは、美姿勢インストラクターの美宅玲子です。


日々のパソコン操作、細かな手作業から抱っこ、荷物の持ち運び、家事などで酷使されている手指。
疲れが溜まったり、痛めたりしている方もいらっしゃることと思います。

 

 

その割には、手指をケアをする方法は、あまり知られていません。


今回は、そんな健気で頑張り屋の手指のストレッチや、マッサージの方法、疲れをためない手指の使い方をご紹介します。

痛気持ちいい!腕のセルフマッサージ

指先を使う、握力を使う際の筋肉をマッサージすることができます。

 

1.  肘を突いた四つん這いになり、右手のひらを上に向ける。

2.  左(右の方がやりやすければ右)膝を右前腕に乗せて、痛気持ちいい程度に力を調整しながら、体重をかける。

 


3.  反対の腕も、同様に行う。

 

腕の疲れを取り、自律神経の乱れを整えるツボ押しポーズ

1. 上記と同じく、肘を突いた四つん這いになり、右手の甲を上に向ける。

2. 左ひじを突き立てて右前腕に置き、左手のひらに、おでこを乗せて体重をかける。

 


3. 反対側も同様に行う。

 

縮こまっている筋肉を伸ばす、腕指のストレッチ

このストレッチでは、物を掴んだり指を動かしたりするために縮こまっている、手指を動かす筋肉を気持ちよく伸ばすことができます。

 

1. 両手の手首を回して(外回し)、指先を自分の方へ向け、手のひらを床にしっかりと着けたまま、腕を反らせるように、重心を後ろに引いていく。

 

 

普段は握力を使うために縮めることが多いので、利き腕の方が硬い傾向があります。

 

2. さらにそのまま右手の指が床から離れないように、左手で指を上から押さえながら、右手のひらだけを床から反らせるように離していく。

 

 

3. 左手も同様に行う。
4. 手首を曲げて、手の甲を床に押し付け、肘を伸ばして、前腕の外側をよく伸ばします。

 

 

反らせるよりも伸びにくく、また骨があって痛いので、カーペットや座布団の上で行うとよいでしょう。

 

疲れをためない手指の使い方
パソコンを使うときの指や手の力を見直す

パソコンのキーボードに手を置き、キーを押さずに保っている時は、指をキーボードから浮かせたり指を反らせたりする必要はありません。
その力を抜いて、キーボードに手を置いてみましょう。

 

 
 コラムニスト情報
美宅玲子
性別:女性  |   職業:美姿勢インストラクター

ヨガ・ピラティス・美姿勢インストラクター。
東京学芸大学教育学部卒。中学から大学まで陸上競技(100mH、走幅跳)に打ち込み、全日本インターカレッジ出場。姿勢や効率の良い体の動かし方に興味がある一方、メンタルの繊細さもあり摂食障害になってしまう。大学卒業後に小学校教員となるが、「いい先生であろう」という無理を重ね、うつ状態のため2年半後病休を取る。
2004年に趣味で通っていたスポーツクラブに転職し、ヨガ・ピラティスと興味ある分野を活かせる仕事のおかげで心の病と腰痛を克服する。ストレスの多い日常でも心身の調子を整えられる素晴らしさを伝えるため、2008年に独立しフリーインストラクターとなる。
現在、首都圏のスポーツクラブ、自治体、公共施設でのサークルや個人のレッスンを受け持つ一方、外ヨガイベント、健康コラボイベントの企画実施、雑誌監修、コラム連載、DVD発売も行う。日々更新するHP、ブログ、YouTubeのエクササイズ動画も好評である。
HP「インストラクター美宅玲子 Re pure BODY」 http://mitakureiko.com