虫からの感染症を防止!タイ観光旅行で蚊と蟻が出たときの対処法 (1/2)
タイ・バンコクで暮らしていても、日本に比べて、日常的に蚊や蟻が多いと感じることはありません。
しかしながら、スーパー等で、蚊や蟻を駆除するためのスプレー等が販売されているコーナーがありますし、アパートでは一か月に一度の頻度で、「ペストコントロール」という害虫駆除作業(専門の業者が来て薬剤を部屋の隅々に散布する作業)が行われています。
虫対策は、日本以上に熱心に行われているようです。
こうした対策のおかげで比較的快適に過ごせていますが、時折、ペストコントロールの薬剤を撒いていない所から侵入してくる蚊や蟻を目にし、恐ろしい思いをします。
今回は、タイ旅行・タイ生活の期間中、手におえない蚊や蟻が発生した場合、どのように対応すれば良いかご紹介したいと思います。
雨の多い時期、水辺や植物の多い場所等へ出掛けると、隣接するホテル室内にも蚊が多くて驚くことがあります。
宿泊先のホテル室内に蚊が多い場合は、受付へ連絡すると、蚊取り線香やスプレー等を用意してもらえる場合があります。
その他、蚊取り線香、虫よけスプレーやローション、ウェットティッシュ等、多様な蚊対策グッズがスーパー等で購入可能なので、利用すると良いでしょう。
蚊取り線香も種類が豊富で、香りを選べるのが魅力的です。
デングウイルスを持つネッタイシマ蚊や、ヒトスジシマ蚊に対して有効な蚊取り線香を取り扱っているお店もあります。
蚊に刺されて不安な症状がある場合は、薬局や病院へ行くと良いでしょう。
タイのマンションの壁や建物の下には、大きな蟻の巣があると言われており、築年数やホテルのランクに限らず、洗面所やキッチン等に蟻が出現する場合があります。
タイで見られる、赤色をした小さな蟻は、甘いものよりもたんぱく質を好むとも言われています。
甘いものに群がるとは限らず、人を刺す場合もあるので、気を付けたいところです。
数日滞在するホテルで、数匹程度の発生であれば、水で流すなど行いましょう。
歯磨き粉や食べ物を鞄等に閉まっておくことで、自分の持ち物に群がることはほぼないでしょう。
蟻についても、受付に伝えると、ペストコントロールやスプレー等で駆除作業を行ってもらえる場合があります。
ただ、薬剤の散布については、小さな子どもやペットがいる場合や、調理場等、使わないほうが良い場合もあります。
そういった場合は、蟻の出入り口を特定できていれば、穴をシリコンで塞いで貰う方法があります。
数日後、別の穴から出てくる場合がありますが、一定の効果はあるでしょう。
また、蟻の巣コロリを蟻の行列のすぐ近くに設置することは、蟻の巣ごと壊滅できる可能性があります。
設置の際、中の粒を直接手で触らないように気を付けましょう。
子どもやペットがいる場合は、取扱いにはくれぐれも気を付け、使用後は必ず石鹸で綺麗に手を洗うようにしましょう。
効果のある場合、数時間後から蟻が集まってきて、黄色の粒を巣へ持ち帰ります。
8~48時間程経過すると、完全に蟻の姿は見えなくなるでしょう。
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2011年10月~、夫の転勤で、タイのバンコクで暮らしています。
「taecoのバンコク日記」http://ameblo.jp/ta-eco/や「Food Decoration/フード・デコレーション/แกะสลัก」http://fooddecoration.blog.fc2.com/ を執筆。
学生時代&社会人時代は、国際的な開発・環境問題について学び、フィールドワークを通した調査研究等していました。主に、自然環境の再生や創造、環境教育についてが専門です。美しい自然や限りある大切な資源を未来の世代にも継承していくため、今後も、何らかの形で、情報発信や活動に関わることが出来ればと思っています。
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