ライバル旅客機、ボーイングvsエアバス!機体の違いと飛行機の種類一覧

執筆者: somtam
はじめに

多くの方にとって空港は、これから始まる旅のスタート地点であり、心躍る場所ではないでしょうか。

空港という非日常の空間の中で、多くの旅客機を目にされていると思います。

その旅客機の種類が少しでも分かると、さらに旅行が楽しくなるはずです。

 

今回は、旅客機の種類についてご紹介したいと思います。

 

 

ボーイングとエアバス

世界中を飛んでいる旅客機を大きく分けると、ボーイング社製とエアバス社製に分けることができます。

 

ボーイングは、言わずと知れたアメリカの超巨大航空機メーカーです。
一方のエアバスは、ボーイングの旅客機独占に危機感を抱いた、ヨーロッパの主要国が立ち上げたメーカー。

フランスドイツイギリススペインの国際共同会社です。

 

日本で見られるボーイング機とエアバス機

ここからは、日本で身近に見られる機種の紹介です。

 

ボーイングとエアバスは、それぞれ機体の大きさ(収容人員)ごとにライバル機を開発しています。
それぞれのカテゴリごとに見ていきましょう。

超巨大旅客機部門 
ボーイング B747

1度は目にしたことのある機体ではないでしょうか。

機体前方にコブがあり、その部分は2階建てになっている、通称「ジャンボ」。

残念ながら、昨年度、日本の航空会社会社からは全て退役してしまいました。

 

 

エアバス A380

総2階建ての世界最大の旅客機。

残念ながら、こちらの機体も日本の航空会社は導入しておりません。

スカイマークが導入予定でしたが、キャンセルとなった事件は最近のことです。

 

 

大型機部門 

ボーイング B777

通称「トリプルセブン」です。

ANAやJALの長距離路線のメイン機で、羽田成田に行けばたくさん見ることができます。

 

 

エアバス A340

日本の航空会社は導入しておらず、また日本への飛来も少ない機体。

エンジン4つの細いエレガントな容姿から、航空マニアはA340が好きが多いのです。

 

 

 

中型機部門

ボーイング B767

ANA、JALともに、国内線や国際線で多く飛んでいます。

比較的古い機体が多いため、口の悪いマニアからは、ボロロクなどと言われてしまうことも。

 

 

エアバス A330

日本では、スカイマークだけが運航させています。

エアバスらしいエレガントな機体で、性能のバランスも良いため世界的にも人気の機体です。

 

 

小型機部門  
ボーイング B737

ANA、JALとも所有し、スカイマークやソラシドエアのメイン機材。

マイナーチェンジを繰り返しつつ、世界的にも多く飛んでおり、日本の空港でもよく見ることができます。

 

 

エアバス A320

エアバスのヒット機材。

大手キャリアだけでなく、ローコストキャリア(LCC)にも多く導入されています。

日本では、ANA、スターフライヤー、ジェットスター、ピーチ、バニラ等が運航中です。

 

 

おわりに

このように比べると、両社とも、顧客のニーズに合わせて同じような機種展開をしているのが分かりますね。

 

次回は、ボーイング、エアバス両社の最新鋭機をご紹介する予定です。

 
 コラムニスト情報
somtam
性別:男性  |  

飛行機(特に旅客機)の魅力に取りつかれ国内、海外を問わず飛行機を追いかけ撮影しています。飛行機の写真を中心にしていきたいと思いますが、現地で出会った美しい風景やおいしい料理など、自分が感じた魅力的なものも少しずつ掲載していきたいです。