ヒプノセラピー(催眠療法)とは?潜在意識にアクセスしてココロを癒す! (1/2)

執筆者: 安蔵寿苗 職業:ヒプノセラピスト
はじめに

こんにちは、ヒプノセラピストの安蔵寿苗です。


ヒプノセラピーは潜在意識に働きかけるセラピーです。
潜在意識は智慧の宝庫です。

私たちが想像もしていない、思いがけない答えが見つかるかもしれません。
これをきっかけに、ご自分自身と向き合ってみませんか?

 

 

ヒプノセラピーってどんなセラピー?

ヒプノセラピーは心理療法のひとつで、催眠療法を使って行うセラピーです。

ここで”催眠”と言う言葉が出てきましたが、この言葉から連想するのは”催眠術”…なんだかちょっとうさんくさくなってきたかも?と思われる方もいるかもしれません。


しかし大丈夫です、催眠術と催眠療法はまったく別のものなのです。

 

催眠療法とは

催眠療法とは、深いリラクゼーションの状態から催眠状態へと導いていく、心身ともにリラックスした状態で行われるセラピーのことです。


実は私たちは普段の生活で1日に何度もこの状態になっているのです。
例えば、本を読んだり映画を見たりして、その世界にどっぷりと入り込んでいる時、仕事や勉強に集中して時間が経つも忘れている時、ヨガなどで瞑想している時、眠る前のウトウトしている時などです。
催眠状態は私たちが日々経験していることで、特別なことではないのです。

催眠状態になるとどんなことが起こるの?

私たちは普段、様々なことを考えています。


頭の中でクルクルと、ああでもないこうでもないと思考が回り、停止することはありません。
その思考を担当しているのが”顕在意識”です。

 

顕在意識について

何やら難しそうな言葉ですが、顕在意識は表面意識とも呼ばれているもので、あれこれとアタマの中で考えています。

 

普段の生活では、この顕在意識がリーダーシップをとって物事に対処しているのです。

 

潜在意識について

もうひとつの意識が”潜在意識”です。これは無意識とも呼ばれるもので、普段の生活の中では顕在意識に押されて息を潜めています。
潜在意識が登場するのは顕在意識がお休みしている状態のとき、先ほどもお話しした何か物事に集中しているような状態のときです。


そうなのです、催眠状態になると、潜在意識に簡単にアクセス出来るようになるのです。

 

 

潜在意識って何?

私たちの性格はもちろん、心身の健康状態から人生の流れの基礎を作っているのが潜在意識です。


潜在意識の中にある情報は、幼児期の記憶や体験、これまでの人生経験、さらに前世の記憶や体験も含まれています。
それらの情報が、性格、個性、考え方や行動の基礎を作っていると言われています。


”自分自身を知る”、”ココロの声を聞く”ということは、潜在意識の中にどのような情報が入っているのかを知ることだとも言えるのです。