乱れた心を整えるヨガ3選。不安・イライラにはこのポーズ!
不安定な心を整えるヨガポーズを紹介。不安が強くなったり、イライラしたり…。特に春は環境の変化による緊張やストレスで、情緒不安定になりがち。神経を穏やかにし、集中力を高めるために、ヨガをお役立てください。
こんにちは。美姿勢&アウトドアヨガ・ピラティスインストラクターの美宅玲子です。
卒業・入学・就職・転職・異動など、環境が変化する春の季節。
心や体が前向きにワクワクすることがある一方、感情が不安定になりがちな時期でもあります。
今回は、そんな不安定になった感情を整えるヨガをご紹介します。
春になると、心が不安定になりやすいのはなぜ?
紀元前から伝えられている東洋医学の「陰陽五行論」によると、春の季節は『肝』(の経絡の流れ)の乱れが起きやすく、それによってイライラしたり不安になったりしやすい季節と言われています。
また、インドの伝統生命学「アーユルヴェーダ」によると、不安やイライラのもとは、私たちがもともと持っているドーシャ(ヴァータ、ピッタ、カパ)という3つの性質のうちの「ヴァータ」が偏って過剰になっているからと言われます。
「ヴァータ」は、動きがあり乾燥して冷たい性質のことを言います。
行動的でフットワークが軽い一方、体を冷やしたり便秘がちであったりします。
そわそわと緊張して落ち着かないことは、環境の変化で起こりがちです。
緊張して不安になったりイライラしたりというヴァータの過剰を穏やかにするには、前屈系のヨガが効果的。
さぁ、実際に行ってみましょう。
ヨガの前屈系のポーズは、神経を穏やかにし、集中力を高めます。
緊張が高まったときや、不安で眠れないときなどには、特におすすめです。
- 足裏を合わせて、かかとを恥骨に引き寄せて座ります。
- チョキの手指で足の親指をつかみ、息を吸って、吐きながら骨盤から上体を前に倒していきます。
- 自然な呼吸を3~5呼吸続けた後、息を吸いながら起き上がってリラックスします。
- 両足を前に伸ばした長座で座り、左右の坐骨を床に感じます。
- 息を吸って背筋を伸ばし、吐きながら上体を前に倒します。
- 両手は床か脚の上に置いておきます。(両膝が浮いてきても構いません)
- ゆっくりと3~5呼吸繰り返したのち、息を吸いながら起き上がります。
- 頭頂部と両手を正三角形ができる位置に床に置き、頭頂部を床で軽くマッサージ(コロコロ転がす)します。
- 頭の動きを止め、両手を背中の後ろで組んで天に伸ばします。
- 呼吸をゆっくりと3~5呼吸繰り返したのち、お尻をかかとの上に下ろして、手の甲を床へ置いて休みます。
頭頂部の刺激は、頭をすっきりとさせ、気分を変えてくれます。
また、全身の気血の巡りをよく整えます。
神経を落ち着かせ、気分をなだめていくのに、体の動きや姿勢は案外大きな役割を果たします。
目をつぶって頭を下げるだけでも、いくぶん違うはずです。
不安定な感情を整えるために、どうぞお役立てください。
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ヨガ・ピラティス・美姿勢インストラクター。
東京学芸大学教育学部卒。中学から大学まで陸上競技(100mH、走幅跳)に打ち込み、全日本インターカレッジ出場。姿勢や効率の良い体の動かし方に興味がある一方、メンタルの繊細さもあり摂食障害になってしまう。大学卒業後に小学校教員となるが、「いい先生であろう」という無理を重ね、うつ状態のため2年半後病休を取る。
2004年に趣味で通っていたスポーツクラブに転職し、ヨガ・ピラティスと興味ある分野を活かせる仕事のおかげで心の病と腰痛を克服する。ストレスの多い日常でも心身の調子を整えられる素晴らしさを伝えるため、2008年に独立しフリーインストラクターとなる。
現在、首都圏のスポーツクラブ、自治体、公共施設でのサークルや個人のレッスンを受け持つ一方、外ヨガイベント、健康コラボイベントの企画実施、雑誌監修、コラム連載、DVD発売も行う。日々更新するHP、ブログ、YouTubeのエクササイズ動画も好評である。
HP「インストラクター美宅玲子 Re pure BODY」 http://mitakureiko.com
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