筋トレと有酸素運動、ダイエットに効果的なのはどっち?「EPOC(運動後過剰酸素消費量)」で運動後の代謝を活発にして、脂肪燃焼をアップさせましょう。
こんにちは、パーソナルトレーナーの和泉大樹です。
運動による脂肪燃焼は、運動中だけに起こるわけでもありません。
脂肪が分解したり燃焼したりするのは、運動後しばらく続きます。
これを「EPOC(運動後過剰酸素消費量)」と言います。
脂肪は運動中にも燃焼しますが、運動でカロリーを消費するのはかなり大変です。
カロリー消費を効率よく行うには、運動で消費するよりも代謝を促進してあげることです。
では、運動後の代謝を活発にする、つまりEPOC効果を得るための方法を確認しましょう。
運動は大きく分ければ、筋力トレーニングのような「高強度」の運動と、有酸素運動のような「低強度」の運動に分けられます。
運動後の代謝を活発にするには、どちらタイプの運動でも効果はありますが、より活発になるのは高強度の運動です。
筋力トレーニングのような高強度の運動後は、数時間も代謝が促進された状態が続きます。
EPOCがより活発になり脂肪燃焼に効果的なのは「高強度」の運動
高強度の運動は、低強度の運動よりも遥かにEPOCが高くなります。
EPOCが高い状態は、脂肪燃焼も促進されますので、高強度の運動はダイエットにとても効果的と考えられます。
高強度の運動は、運動後の代謝促進(EPOC)の向上、そして筋肉量を増やして代謝の向上により、脂肪が効果的に燃焼されます。
EPOCの向上をさらに効果的にする方法は、小分けにして行うことです。
連続で運動をするよりも、運動を小分けに行った方がEPOCの効果は高くなります。
また、小分けにした方が連続で行うよりも楽に運動ができます。
小分けにすれば、あまり辛い思いをしないで、より効果的に脂肪燃焼が見込めます。
代謝促進という意味でダイエットに効果的なのは、有酸素運動のような低強度の運動ではなく、筋力トレーニングのような高強度の運動です。
有酸素運動ではなく高強度の運動を取り入れ、効果的に代謝を促進していくのも戦略のひとつです。
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