アイラインの引き方

こんにちは。ヘアメイクのサクリパンテ ヒロコです。

 

瞳の印象を操作するアイメイク。
今回は、アイラインの引き方についてお話ししていきます。

 

 

アイライナーの種類と特徴

アイラインのアイテムには、ペンシルタイプとリキッドタイプ、そしてジェル・クリームタイプがあります。

ナチュラルに仕上がる「ペンシル」

ペンシルは、芯が柔らかいものが、描きやすくて良いと思います。
芯を削りすぎると描く時に痛いので、少しだけ、先を丸くして描くと良いでしょう。

 

あまり丸いと、まつ毛の生え際や、まつ毛とまつ毛の間が描けませんので、ご注意ください。
ナチュラルに仕上げたい場合は、ペンシルが良いと思います。

 

 

ハッキリくっきりさせたいなら「リキッド」

リキッドは速乾性があり、にじみにくいのが特徴。

つまり、パンダ目になりづらいのが、メリットの一つです。


ですが、速乾性があるという事は、はやく描かなければいけないのと、失敗してもとれなくなってしまうということなので、注意が必要です。

ハッキリくっきりとした印象になるので、アイラインを目立たせたい時には良いですね。

 

 

ペンシルとリキッドの中間的?「ジェル・クリーム」

ジェル・クリームタイプは、描き方によってペンシルっぽくも、リキッドっぽくも描けますし、リキッドの様に急いで描かなくても大丈夫です。

 

ただ、練状なのでリキッドよりは色移りしやすいです。

 

 

アイラインの上手な描き方

では、次に描き方です。

 

目頭から、目尻に向かって太く描く

目頭は細く、目尻に向かってだんだん太くしていきます。

 

 

目尻まで描いたら一旦終わらせ、次は下まぶたを描きます。

 

 

  • 下まぶたにもラインを

下まぶたは、目尻の際に1~2センチラインを入れると、目力がつきます。

もちろん、お好みで目の半分位入れても、目頭まで入れても構いません。

 

下まぶたは、黒よりもこげ茶で描く方が、自然な仕上がりとなります。
上のラインと下のラインを目尻で繋げてあげると、よりくっきりした印象になります。

 

目尻からのラインを描く

上下が描けたら、最後に目尻からラインの終わりを描いていきます。

大きく跳ねさせると「キャットアイ」になりますが、自然に終わらせたい場合は、目を開けた状態で、上のラインからも下のラインからも自然に流れる方向に描いてゆきます。

 

 

目を閉じた状態で描くと、開けた時に違和感を感じることも。
左右のラインの角度も同じになるよう、気をつけて描きましょう。

 

うまく描くポイントを抑えよう
最後のラインを、自然に細く描くコツ

また、最後はだんだん線が細くなって終わりますが、リキッドやジェルは筆を使うので、毛先を使う事で細く描けます。


ペンシルの場合は、最後は綿棒を使って、線の延長線上にスッとなぞると、自然に細くなり、消えてゆくような感じに描けます。

 

「まつ毛ギリギリの部分に描く」こと!

少し離れた所に描いてしまうと、生え際当たりに描けていない部分が、白い線のように残ってしまう事もあります。意識して生え際ギリギリのところに描くように心がけてください。


また、まつ毛とまつ毛の間も埋めるようにして描くと、しっかり目力がつきます。
更にはっきりさせたい場合は、インサイドラインと言って、粘膜のところに描いたりもします。

 

上まぶたと下まぶたのバランスを確認

上下のラインが描けたら、最後に上まぶたと下まぶたのバランスも、しっかり見ます。


奥二重などで、あまり上のラインが見えないのに下まぶたのラインばかり目立つと、アンバランスになりますので、注意しましょう。

 

 

 

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