
こんにちは。スキンケアカウンセラーの松原好克と申します。
近年の洗顔ブームは、とどまる所を知らず、日々過熱しています。
特に、美肌効果を謳う洗顔料が増えており、洗顔の本来あるべき姿が薄れてきています。
このコラムでは、洗顔の目的と洗顔料の特徴についてお伝えします。
顔肌は、衣類に覆われることが無いため、1日中外気に触れています。
酸化した皮脂・ホコリ・排気ガスなどの影響により、肌荒れや雑菌が増える可能性があります。
洗顔は、これらの害的要素を取り払うスキンケア行程の1つで、毎日欠かさず行うことが望ましいとされます。
最近の洗顔料の広告は、医薬品医療機器等法(旧薬事法)の隙間を掻い潜った表現のものが多く、シミを消す・保湿を促すなどのニュアンスが目立っています。
スキンケア化粧品を長く愛用されている人は、すでにおわかりだと思いますが、化粧水・美容液・クリームなどは、あくまでも予防目的で使用するものであり、できてしまったシミやシワを消すことはできません。
ましてや、瞬時に洗い流してしまう洗顔料で美肌作用をもたらすことは、当然ありえない話なのです。
ただし、洗顔による清浄でニキビを防ぐ効果はあります。
では、洗顔の最大の目的は何なのでしょうか。
皮脂は、分泌してから空気に触れると、酸化し始めます。
時間が経った古い皮脂を溜め込むと、過酸化脂質が発生し、毛穴周りの表皮にダメージを与えて、毛穴の開きを促進します。
また、その毛穴の開きが連なって、シワになることもわかっています。
特に、皮脂分泌の多い部位(鼻・額・鼻横周辺)は、他の部位に比べて毛穴の開きが大きいはずです。
つまり、皮脂分泌の多い部位から、肌老化が進んでいることになります。
この皮脂汚れを洗い流すことが、洗顔の重要な役割だと覚えておきましょう。
洗顔料3種類の特徴をまとめてみました。
固形タイプの石鹸(主に浴槽用)は、脂肪酸と油脂を原料に作られていますが、高級脂肪酸の割合を多くして、泡立ちを高めたものも登場しています。
また、スクワランやグリセリンを配合してしっとり感を出す、洗顔専用石鹸もあります。
最近では、肌に優しいと言われる弱酸性のもの、消炎作用を有するもの、炭などの吸着力に優れたもの、殺菌力が強いデオドラントソープなど、趣向を凝らした石鹸が増えてきています。
フォームタイプ(クリーム状/ペースト状)の洗顔料は、チューブ容器に入っており、固形タイプに比べて酸化が少なく、保存状態も良好です。
洗い上がりの使用感は、しっとりするものからサラッとするものまで、幅広いです。
界面活性剤の種類や成分バランスは様々ですが、油分を含むものが多いようです。
顆粒、あるいは粉末タイプの洗顔料を指し、パパインなどの酵素を含むものが主流です。
水やぬるま湯に溶いて使用し、肥厚した古い角質を除去しやすくします。
肌質に見合った洗顔料を、独自に比較して表にしました。
洗顔料選びの参考にしてください。
洗顔の目的は、酸化した皮脂やメイクなどの汚れのみを落とすこと。
広告に惑わされることなく、本当に自分に合った洗顔料を選んでくださいね。
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