伸びが気持ちいい!朝起きた時におすすめの、お目覚めヨガ・ピラティスポーズ7選 (2/2)

執筆者: 美宅玲子 職業:美姿勢インストラクター

インプリント腹筋

 

  1. 膝を立ててお腹に手を当て、仰向けになったまま、続けます。
  2. 息を吐きながら、お腹の上に重りが乗ったかのようにお腹を凹ませ、腰を下へ押し付け沈めます。
  3. 息を吸う時も、お腹のへこみを保ち、胸や背中を広げて息を入れます。
  4. 呼吸を繰り返し、どんどん腹を奥に沈めるように凹ませ、引き締めて行きます。

 

お腹を引き締めるとともに、元気・パワーの源であるお腹を温め活性化します。

子供のポーズ

 

  1. コロリと寝返りを打ち、うつ伏せから両膝を曲げ、正座からお祈りのように両腕を前に伸ばして上体を伏せます。
  2. 深呼吸をすると、背中や腰・肩などが伸びてほぐれ、朝の固まった体がしなやかで動きやすくなります。

 

背骨の伸ばしは自律神経の働きを整え、心も落ち着き、一日のスタートが余裕を持ったものになります。

両手を左右遠くの床に置いて、わきを伸ばすのも気持ちがいいです。

 

アンテナのポーズ


  1. 正座に起き上がり、空へバンザイをするように両手を広げます。
  2. 太陽の光が当たるように、カーテンを開けて窓の方を向いて行えると効果的です。
  3. 太陽の光・自然のエネルギーを指先、手のひら、顔、首、胸、腕、腹とたっぷり浴びて、アンテナから全身へとくまなく取り入れ巡らすイメージを持って胸を開き、深呼吸をします。

 

おわりに

これで、朝のヨガ・ピラティスコースの終了です。


眠くて起きにくい、ぼんやりとした状態から徐々に血液が流れ、硬かった体がほぐれ温まり、心も前向きにスタートしようという、活力の湧いた状態へとシフトしてきたでしょうか。

トータルで5分もあればできるようなほんの少しのことでも、一日の生活へと向かう心身の準備が出来上がります。


まずは伸びから、始めてみませんか?

 

 
 コラムニスト情報
美宅玲子
性別:女性  |   職業:美姿勢インストラクター

ヨガ・ピラティス・美姿勢インストラクター。
東京学芸大学教育学部卒。中学から大学まで陸上競技(100mH、走幅跳)に打ち込み、全日本インターカレッジ出場。姿勢や効率の良い体の動かし方に興味がある一方、メンタルの繊細さもあり摂食障害になってしまう。大学卒業後に小学校教員となるが、「いい先生であろう」という無理を重ね、うつ状態のため2年半後病休を取る。
2004年に趣味で通っていたスポーツクラブに転職し、ヨガ・ピラティスと興味ある分野を活かせる仕事のおかげで心の病と腰痛を克服する。ストレスの多い日常でも心身の調子を整えられる素晴らしさを伝えるため、2008年に独立しフリーインストラクターとなる。
現在、首都圏のスポーツクラブ、自治体、公共施設でのサークルや個人のレッスンを受け持つ一方、外ヨガイベント、健康コラボイベントの企画実施、雑誌監修、コラム連載、DVD発売も行う。日々更新するHP、ブログ、YouTubeのエクササイズ動画も好評である。
HP「インストラクター美宅玲子 Re pure BODY」 http://mitakureiko.com

 

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