ノート・情報カードでレシピ管理!溜まりがちな料理メモを整理整頓する、文房具のシンプルな使い方
世の中には料理のレシピが溢れています。
書店には数多くの、美味しそうな料理の写真が目を引く料理本が並んでいます。
新聞やちょっとしたフリーペーパーなどにも、料理のレシピが載っていたりします。
さらにテレビの料理コーナー、SNSなどでも簡単かつ魅力的な料理のレシピを目にします。
さて、実際にこれらのレシピで料理を作ろうとする時、すぐにぶつかる問題があります。
キッチンが狭くてレシピを置くスペースがないという問題です。
キッチンが狭いのではなく、キッチンに対してレシピが大き過ぎるという問題と言っても良いかもしれません。
これに関しては、最近はスマートフォンをレシピノート代わりにして、料理すると耳にします。
確かにスマートフォンのスペースであれば、キッチンでも確保できそうですよね。
しかし、料理中の手は汚れており、いつ何時水や油が飛ぶかも分かりません。
そんな時は、アナログなノートやカードを使ったレシピ管理がシンプルで良いように思います。
そこで今回は、文房具を楽しく使いながらレシピを管理する方法を紹介したいと思います。
まずはオーソドックスに、ノートを使う方法です。
ここで気を付けなければいけないのは、ノートの種類とサイズです。
狭いキッチンのスペースをいかに上手く使うかが今回のテーマなので、サイズはA5以下、ノートはぐるりとページを裏返せるリングノートが便利です。
ノートは料理本のレシピを書き写したり、レシピの切り抜きを貼ったりして使います。
料理本には大きな魅力的な写真がたくさんあります。
しかし、料理の最中は分量や手順だけで十分な場合も多いですよね。
自分にとって必要だと思う部分を抜き書きするような感じで、自分だけのレシピノートを作りましょう。
ただし、あとで出典を辿れるように、どの料理本を写したかをメモしておくと良いと思います。
盛り付けの写真などを参考にしたい場合もありますよね。
なお、ノートへの記入には耐水性のある油性ボールペンや、水性ゲルインクボールペン(顔料系)などを使うことをおすすめします。
水性のサインペンや万年筆のインクだと、飛んだ水滴で文字が滲んだり、流れたりしてしまいます。
キッチンのスペースを考えるとつい小さいノートを選びがちですが、A5サイズやB6サイズくらいのノートだと切り抜きが貼れるのでおすすめです。
スーパーの入り口などに置いてあるレシピカードを貼ることもできますよ。
さらに下の写真のようなノートもあります。
こちらはLIFEのアウトドアノート。
耐水性のあるノートです。
これなら濡れた手でめくっても、水が飛んでも大丈夫です。
ただし高熱には弱い材質の紙(ポリプロピレン樹脂の合成紙)なので、火気には気を付けて下さい。
油性ペン、油性ボールペン、鉛筆で気持ちよく書けます。
もう一つの方法は情報カードを使ったレシピ管理です。
情報カードとは、文房具屋などで売られている下の写真のようなカードのことです。
葉書サイズ(A6)から名刺サイズくらいまで、中にはファイリングできるように穴の空いているものなど各種展開されています。
普通の紙よりも厚みがあるしっかりしたメモとして利用できます。
情報カードの入手が難しい場合は、大きなサイズの「単語カード」を使う手もあります。
テレビやネットなどで魅力的なレシピに出会った時、ついそのへんの紙に殴り書きでメモをしてしまうということはありませんか。
その時は良くても、すぐに無くなってしまいがちです。
それを少し厚みがあり、大きさの決まった情報カードを使うことで、散逸を防ぎ、管理しやすくなるのです。
方法は、メモをする時に情報カードに書くだけです。
手近に情報カードがない場合は、あとで転記しましょう。
とにかく、このサイズのカードに書くと決めておくことが重要です。
そして、書いた後は決まった場所に保管することです。
情報カードを管理するうえで重要なのは、カードを散逸させないことです。
保存には専用のボックスもありますが、お気に入りの箱や缶に入れるのもおすすめです。
次に大事になってくるのが、検索性を高めること。
要するに探しているレシピを見付けやすくする工夫です。
例えば、和食・洋食・中華などの分類によってインデックスを作るなどしても良いでしょう。
また、情報カードに通し番号を付け、何番と何番を組み合わせて献立にするなど考えても楽しいと思います。
情報カードの利点は、バラバラに出来るということです。
カード1枚1枚にレシピを書いておけば、複数の料理を並行して作る際も、いちいちレシピノートのページをめくらずに済みます。
そしてもう一つの利点は持ち運べることです。
例えば友達や恋人、単身赴任をしている家族の家で、ちょっとした料理を作りたい時など。
レシピ本を持って行くのは大変ですが、情報カードならダイアリーのポケットに挟んで持ち運べます。
レシピも見ずに料理を作っているように見られるかもしれませんよ。
美味しそうな料理の写真に惹かれて、料理本を買ってしまったものの、つい眺めるだけで終わってしまう。
あるいは、ネットで見かけた美味しそうな料理のレシピをその辺の紙にメモしていたら、どこかに無くなってしまった。
そのような問題も、適切なサイズや種類のノートを選んだり、規格の決まった情報カードを使うことで解決できるのではないでしょうか。
身近な文房具を使った賢いレシピ管理が、自分や誰かのために役に立つ日が来るのも、楽しみの一つですよね。
自分に合ったレシピ管理方法を見付け、どんどん料理のレパートリーを増やしましょう。
古雑貨・手づくり雑貨カフェ「木琴堂」
http://mokkindou.exblog.jp/
〒678-0174
兵庫県赤穂市砂子(まなご)95-6
営業日 木・金・土曜日
営業時間 10:00-16:00
|
|
|
|