巻き髪初心者でも簡単!コテ巻きキープとアレンジのコツ~ショートヘア・ミディアムヘア~
女性の必須アイテム、ヘアアイロン。
通称コテとも呼ばれるそのアイテムは、ヘアスタイルを華麗に見せてくれるので毎日使っている方も多いと思います。
しかしこのコテでのヘアキープ、なかなか難しいものです。
少しでも雨に当たったり、雨が降りそうな湿気の日には何を施しても巻きが緩くなってしまう。
下地のスタイリング剤をつけ、仕上げにキープ剤を振りかけても髪質によっては打つ手なしです。
同じ悩みを抱えている方が多いと見込んで、今回はあらゆる手を使って巻き髪をキープする方法を考えてみました。
ヘアアイロンの温度が高ければ高いほど、形をつけやすくなります。
手持ちのヘアアイロンは最大温度で使用しましょう。
ただし火傷には充分注意です。
200度のヘアアイロンに皮膚が当たった場合、すぐに手当をしないと跡が残ってしまう危険性があります。
ズバリ、コツは「コテを髪に当てる時間を長くする」ことです。
コテで髪を挟んだら、最低15秒キープしましょう。
雨の日は20秒ほどキープすると、よりくっきりと形がつきます。
これを行う時の注意点です。
必ず下地のスタイリング剤を付け、完全に乾かしてから行ってください。
スタイリング剤をつけないまま行うと、髪の毛が傷んでしまいます。また、生渇きのままでもキープ力が落ちてしまいますので完全に乾かしてからにして下さい。
時間のない朝は起きてまずはブラッシングをしてから、スタイリング剤をつけましょう。メイクをしている間に乾きます。
コテを離した後は、髪から熱が冷めるまで触れないようにしてください。
形をキープする力は「冷める過程」で癖付きますので、冷める前に触れてしまうと巻きがキープされません。
できればコテで巻いた後は、キープ剤を振りかけるだけにするとより強度が増します。
手ぐしで解さなくても、外を歩いている内に風などで髪が自然と解され、ナチュラルに見えますよ!
いっそコテではなく、ホットカーラーなどを利用してみては如何でしょうか。
コテより温度が低いので髪の毛にダメージが届きにくいのと、巻きながら準備が出来るので忙しい女性には時短アイテムとして大活躍です。
また、コテでは巻きにくい部分も手で細かく巻けるので、よりふんわりした仕上がりとなります。
なにしろ一晩中巻いていることになりますから、雨が降っても夜までくっきりカールがキープ出来ます。
頭部全体に巻きつけるとかなりのボリューミーヘアになりますので、ちょっとしたパーティ時にも最適です。
コツは、細めのアイロンを使うこと。
25mmぐらいのヘアアイロンを使うとよいでしょう。ふんわりさせたい方はそれより大きくても構いません。
まず全体を軽く巻いていきます。巻く部分をひと房手に取り、根元から下へと滑らせ、キープ。
ひと房巻いたらその隣の髪は巻かず、ひとつ空けてからまた同じように巻く、を繰り返すと全体のバランスが整いやすいです。
髪から熱が冷めたら手ぐしで軽く混ぜ、ボリュームを出しましょう。
これだけでもふんわりとして可愛いですが、さらにアレンジをするなら編み込みです。
頭のてっぺん辺りから髪を左右にひと房ずつ取り、それぞれ編み込みをしていきます。不器用な方は三つ編みでもOKです。
それを後ろへ回し、環っかを作るようにピンで止めます。
簡単だけれど手が込んだように見えるオススメの髪型です。
ミディアムの人は、コテサイズは32mm程度が最適です。
ふんわり感を求めず、細かくキッチリ巻きたい人はそれより細めでも構いません。
- まずは髪の毛全体を巻きます。
- 軽く握って「少ないかな?」と思う程度の毛束を手に取り、髪の中間にコテを入れます。
- そのまま毛先まで滑らせ、毛先からくるくると巻き上げていきます。そのまま15秒キープ。
- 両サイドの髪にそれを行い、熱が冷めてから手ぐしで解します。
- それからすべての髪を左右どちらかに持っていき、ゴムで一括りにします。せっかくふんわりさせた髪を手で潰さないよう、気をつけながら行いましょう。
髪の毛先を手で掴み、ゴムの後ろ側へ持っていきます。ゴムを隠すように巻きつけ、ふんわりと大きなおだんごを作るイメージです。
リボンやコサージュなどで飾ると、よりガーリーに見えるのでお勧めですよ。
コテの本領発揮、ロングヘア向けアレンジです。
ロングの人は普通に巻くだけで華やかになりますので、今回はショート・ミディアムに習って結い上げアレンジをご紹介します。
コテの太さは32~38mmがお勧めです。
髪の毛の横サイドをしっかり巻きましょう。
まずは横サイドを細めの束にいくつか分けます。
一束一束巻いていくのですが、ここでコツがひとつ。
髪束ごとにコテを当てる時間を変えること。
こうすることで巻かれた髪束が重なり合わず、綺麗なスパイラルを見せることが出来ます。
残った後ろの髪はひとつの太い三つ編みにし、ぐるりと頭のラインになぞって巻き付けましょう。
毛先とゴムは見えないよう、髪の毛の中に隠してピンで留めます。
美容室に行くと、ヘアアイロンだけでなくカーラーも駆使してヘアアレンジをしてくれますよね。
基本的に美容室のヘアアイロンは温度が高く、毛束も少しずつ巻いてくれるので綺麗な巻きをキープ出来るのです。
もしヘアアイロンを買い替える予定のある方は、最大出力温度に注目して下さい。
お勧めなのはストレートと巻きが両方兼用できるヘアアイロンです。
ヘアアイロンを持っていないという方も、100円ショップでカーラーが売っていますので、それを巻いて一晩寝てみて下さい。
髪の毛のボリュームがある人だと、その状態でポニーテールを結っただけでパーティ仕様の髪型に大変身できちゃいますよ。
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