お花の写真の撮り方は?ふんわり可愛く撮影するカメラ設定とテクニック
こんにちは、写真家のyuukaです。
今回、第3回目からは、いよいよカメラを使って実践に参りたいと思います。
カメラのご準備&設定はよろしいでしょうか?
では撮影レッスンの第一回目として、今回は「花」を撮影してみましょう。
使用している花は、バラ(オレンジ&黄色)、ホワイトスター、ブプレウルムです。
バラは一本だけでも絵になりますが、今回は少し脇役も交えての撮影です。
シンプルにスッキリと、白を背景に撮影しました。
花は一見、どの角度から見ても同じ様に見えますが、実は微妙に表情が違うのです。
ですので、花瓶やコップなどに生ける際も、生けずにそのまま撮影する際も、どこからどう見ると一番美しく見えるのかを考えながらスタイリングすることが大切です。
では、今回撮影した花写真のカメラの設定についてお伝えいたしましょう。
- 【カメラのモード】絞り優先モード(Av、A)
- 【F値】F2.2
- 【シャッタースピード】1/250
- 【ISO感度】ISO 200
- 【ホワイトバランス】オートホワイトバランス(AWB)
- 【露出補正】+1.3
以上の設定にて撮影しました。
レンズは30mmの単焦点レンズを使用しています。
ではまず、「F値の違い」を見ていただきましょう。
以下の写真をご覧ください。
ボケ感の違いを表現するために、F1.8とF5.6に設定したもので、それぞれに撮影してみました。
いかがでしょうか?
ふんわり感の違いを分かっていただけますでしょうか。
F値を小さくすると周りがボケてふんわりとした雰囲気になりますし、F値を大きくすると周りのボケ感が少なくなりますのでキリッとした雰囲気になります。
この様に、ご自身がどんな雰囲気で撮影したいかによって、F値を変えて撮影してみてくださいね。
そして次に、「カメラを構える位置」についてです。
以下の写真をご覧ください。
この様に、カメラを構える(撮影する)位置によって、表情が違って見えます。
右側の写真の様に、真横から撮影をすると、主体であるバラのお顔がよく分かりませんし、何を表現したいのかが良く分からない状態です。
そして左側は少し惜しい感じですが、バラのお顔が若干横を向いてしまっているので何となく落ち着かない感じがします。
この様に、お花を生ける際も撮影する際も、主役と脇役たちとのバランスを考えながら行うことが大切です。
たくさん色んな種類のお花をアレンジしたものを撮影するのも楽しいですが、まずは身近にあるちょっとしたお花を使用して、ボケ感を変えたり、色んな方向から撮ったりしてみたりするのがお勧めです。
ぜひとも花フォト撮影にチャレンジしてみてくださいね。
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