もこもこ可愛い羊毛フェルト雑貨!初心者さんも上手にハンドメイドできる作り方のコツ
最近、雑貨屋さんに入ると羊毛フェルト商品を目にするのではないでしょうか。
女芸人の光浦靖子さんも本を出されているぐらい、羊毛フェルトが流行ってきています。
羊毛フェルト作品はカラフルで可愛く、ついつい手に取ってしまいますが、値段が高いというイメージがありませんか?
羊毛フェルトは、羊の毛にカラフルな染色をしてふわふわの状態で販売されております。
そのふわふわの状態から、作家さんが専用の針で形を形成していきます。
動物にしてみても1つ1つ表情が違ってくるので、本当に世界に一つだけのハンドメイドになります。
そのため、大量生産は出来ず時間もかかるため、どうしても価格が高くなってしまうのです。
そこで、自分なりの味も出したハンドメイドはいかがでしょうか。
今回は羊毛フェルト作品の作り方やコツをお教えいたします。
初心者の方は、羊毛フェルトを始めると、どうしても羊毛が固まるのに時間がかかってしまいます。
それによりなかなか形にならずに諦めてしまう方が多いようです。
そこで、アクリルから出来ているアクレーヌというわたがありますので、それから練習をしてみて下さい。
アクレーヌは、早く固まりやすく作りやすいので、初心者の方にお勧めです。
最初から羊毛が良いと言われる方は、藤久「羊毛フェルトフルフィール」がお勧めです。
固まりやすいので土台に向いています。
ハマナカ「フェルト羊毛メリウーノ100%」は、固めにくい為、後に説明する植毛に向いています。
まずは丸を作ってみましょう。
羊毛を適量手に取り、土団子を作るように手でクルクル丸めてみて下さい。
そこから針刺をします。
丸くなるように針を刺しながら時々クルクル丸めることを繰り返すと、上手な丸になります。
丸を作ることが出来れば、色々な大きさの丸を作り、耳や鼻などに当ててみれば動物の顔になります。
ウサギの長い耳や手足は丸の応用になるので、まずは丸を綺麗に作れるようになることが大切です。
動物の首と胴体のように、羊毛と羊毛をくっつける機会が多いです。
綺麗な丸を2つ作った状態で針刺しをしてくっつけようとしても、しっかり付きません。
くっつくためにはふさふさな面が必要なのです。
最初はハサミで少し切り落として、ふさふさな面を作ってから針刺しをしましょう。
綺麗にくっつけば糸で縫らなくても大丈夫です。
慣れてきたら、ふさふさの面を残しながら針刺しが出来るようになります。
羊毛作品にリボンなどを刺繍したい場合は、まずチャコペンで刺繍したい絵を薄く書きます(水で消えるタイプをお勧めします)。
そして羊毛を、こよりを作るようにねじります。
チャコペンで印をつけた部分にこよりを当て、中央を針刺しをします。
次に、角や線の終わりに針刺しをします。
そして、線に沿って針を軽く刺していきます。
羊毛こよりの中央・右端・左端と、順番に刺していくと刺繍が出来上がります。
はみ出した羊毛はハサミで切り落として下さい。
動物を作るときなど、ふさふさな毛の状態を表現するときは植毛をします。
文字通り毛を植え付けていくので手間のかかる作業になります。
トリマーになった気分で行いましょう。
この時の羊毛は、ストレート(先述のハマナカのフェルト羊毛がお勧め)になっているものを、少しずつ針刺しをしていきます。
この時、針を刺す部分だけこよりを作ると刺しやすいです。
毛はハサミでカットをして下さい。
こちらは遠目からも見ながら行ってください。
羊毛フェルトは、小さかったサイズを大きめに変更することは簡単です。羊毛を足せば出来ます。
しかし、大きかった場合は小さく変更することが出来ません。
最初は、羊毛がどのくらいの大きさになるかが分からないので、少量から始めると良いでしょう。
植毛も同じで、毛をカットするときに最初からバッサリ切るのではなく、少しずつ切りましょう。
最初の土台が肝心です。
初心者の方は、手が疲れてしまうため刺しが甘く、固まっていない状態で次のパーツを付けようとしてしまいます。
しかし、柔らかいものにパーツはしっかりくっつきません。
自分が思っているよりも固くなりますので、土台をしっかり固めに針刺しをして下さい。
練習あるのみです。
何度もやれば、羊毛フェルトの量や固さなど手の感覚で分かるようになります。
形成や植毛も上手に出来るようになります。
いかがでしたでしょうか。
最初は、ふにゃふにゃな出来上がりで笑ってしまうくらいかもしれません。
しかし、何度も練習をすれば必ず上手になります。
好きな動物などを見て、それを再現することを目標にしてみて下さい。
また、作った作品を友人やSNSサイトで披露をすると、それがまたモチベーションになります。
ぜひ、皆さんも羊毛フェルト作品作りにチャレンジしてみましょう。
|
|
|
|